セントラル警備保障(CSP)は1月11日、中小企業向けサイバーセキュリティ対策として「CSPサイバーガード」の販売を発表した。月額使用料金は9800円となる。1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)を対象エリアに販売を開始し、今後は全国へ販売を拡大していく予定だ。

同サービスは、NECによるUTM(Unified Threat Management/統合脅威管理)を用いたネットワーク環境の常時見守りのほか、サイバー攻撃にあった際の事後対応策の支援を含めたサービスとなる。

  • CSPサイバーガード対応の流れ

サイバーインシデントの発生時には、「★(低)」「★★(中)」「★★★(高)」の3段階でアラートメールで知らせる。「★★★(高)」を検知した場合は、ユーザーの要請に基づいてCSPが現地へ駆けつけ、インシデントを検知したパソコンの特定や、ネットワークからの切り離しなどのサポートを行う。なお、CSPの駆けつけ費用は、年1回まで同サービスに付帯する簡易サイバー保険でカバーされる。

UTMの設置・移設・撤去の仕方や、アラートメールを受信した場合の対処方法、簡易サイバー保険に関する問い合わせなどは専用窓口に相談可能だ。