KDDIは8月26日、国内外でIoT事業を展開する企業に向け、手持ちのLANポートがある各種制御装置とEthernetで接続することで、32カ国とのデータ転送が可能になるIoTワイヤレスルータ「AMT5500」を提供開始すると発表した。同ルータは韓国Telecomと共同開発した製品。

  • IoTワイヤレスルータ「AMT5500」

同ルータは、世界32対地の周波数帯対応・電波関連法の認証を取得しているため、対象対地においては、周波数帯対応や電波関連法の認証取得が不要。

同ルータをLANポートがある各種制御装置とEthernetでつなぎ、グローバルIoT通信サービス「グローバルIoTアクセス」のSIMと一緒に利用することで海外でもすぐに接続できる。

通信途絶を自動検知し、自動復旧するなどの「フェイルセーフ機能」、 通信集中による通信失敗を回避するなどの「通信安定化機能」、リモートアクセスにおける設定変更・再起動・ファームウェアアップデート・ログ取得機能を搭載している。

今秋には、ルーターのキッティングや保守を一括提供するサービスの提供も予定されている。