キオクシアは2月25日、同社四日市工場において同社ならびにWestern Digitalが手掛ける3次元フラッシュメモリ(3D NAND)「BiCS FLASH」の生産能力増強に向けた新たな製造棟「第7製造棟(Y7棟)」の起工式を行ったことを発表した。

Y7棟はキオクシアとWestern Digitalの最新世代3D NANDとなる第6世代品「BiCS 6」の量産にも対応しており、2期に分かれて建設が進められる予定。第1期分の竣工は2022年春の予定で、人工知能(AI)を活用した生産システムの導入などを進めることで、工場全体の生産性の向上を図るとしている。

また、キオクシアではWestern Digitalと引き続き、パートナーシップを継続していくことで、Y7棟においても共同投資の形で進めていく予定としている。

  • キオクシア四日市工場

    四日市工場 第7製造棟の完成イメージ (提供:キオクシア)