atuhor=岩井 健太

アット東京と韓国のKINX(Korea Internet Neutral Exchange)は12月1日、両社のパートナーシップにより、ネットワーク接続サービスを拡大すると発表した。

今回の連携により、新たな設備投資や新規設備を必要とせずに、日本と韓国のネットワークに相互接続できるようになり、日本や韓国において、インフラ設置のコストをかけることなく、高品質な相互接続で互いのリージョンのネットワークにアクセスできるようになる。

アット東京の顧客は、日本‐韓国間の海底ケーブルを介して、KINXに接続している顧客と容易に相互接続でき、KINXのマネージドクラウドプラットフォーム「CloudHub」やOpenStackクラウド「IXcloud」へ日本から接続できると同時に、効率的にKINXのソリューションの利用を可能としている。

一方、KINXの顧客はアット東京のプラットフォーム「ATBeX」経由で、アット東京に接続拠点をもつ日本国内のネットワーク、インターネット、クラウド事業者との相互接続が可能となり、日本市場への参入を検討している韓国企業に対して有益な機会・場を提供していくという。