ミライト、ドローン事業子会社「ミラテクドローン」を7月1日付で設立

ミライト・テクノロジーズは、ドローン事業を専門に展開する子会社「ミラテクドローン」を2020年7月1日付で設立することを発表した。

同社では、ドローンをIoT分野の中核事業の1つに据え、2017年よりドローン操縦のためのスクール、設備や建物などの点検業務、運行代行などのサービスを提供してきたが、今般、ドローン市場の拡大が期待されること、ならびに高度かつ幅広いサービスを提供する技術および人材の体制などが整ったことなどを受け、新会社を立ち上げ、意思決定の迅速化や幅広いサービスメニューの提供などを図ることでビジネスの拡大を目指すとしている。

ドローン事業会社設立の背景

具体的には「アライアンス」「販売・システム」「人材・スクール」の3領域を核に据え、中でもアライアンス領域を中心に、インフラ設備点検や農業分野において、撮影だけでなく高度な画像解析や測量サービスの拡大を図っていくとしている。

ミラテクドローンのサービス概要

また、7月1日からは、設備点検に関するトライアルの成果を活かした新サービスとして、大規模公園の管理支援を行う「ドローンパークマネージャー」、上水道貯水池の水質点検を支援する「ドローンウオーターチェッカー」、ゴルフ場の芝管理を支援する「ハイクオリティ・ターフマネジメントシステム」の提供を開始するとしており、こうしたビジネス展開により、初年度3.2億円、5年後には10.3億円の売り上げを目指すとしている。