Xilinxは9月19日、フィックスターズをXilinxのデータセンターアクセラレータカード「Alveo」の販売拡大に従事する日本初のValue Added Reseller(VAR)に認定したことを発表した。
フィックスターズは、自社のソフトウェアおよびハードウェア能力を活用して、コンサルティングから、アルゴリズム設計、ソフトウェア開発、そして実装と製品の出荷に至るまですべてを行っており、VARとしての最初のフォーカス市場である電子金融取引市場に対しても、すでに日本の金融顧客向けにFPGAを活用した外国為替取引の高速化を実現した経験を有しているという。
また、今回のVAR認定によりフィックスターズは今後、Xilinxのソフトウェア開発ツール「SDAccel」や「Machine Learning(ML)Suite」、ならびにAlveoを活用して、金融セクターやその他の分野において顧客が直面している課題解決に向けた取り組みを加速させていくとしており、従来より提供しているFPGA設計サービスだけにとどまらず、Alveoベースのシステムを用いた顧客ニーズに応えるソリューション提供を強化していく予定としている。