クオリティアは、2019年4月末に標的型メール攻撃対策ソリューション「Active! zone」のオプションとしてサンドボックス機能を追加した新たなバージョンを提供すると発表した。

4月末にリリースする「サンドボックスオプション」は、通常のサンドボックスとしての使い方のほか、「Active! zone」の「添付ファイル分離機能」との併用により、サンドボックスをそのまま通過していたパスワード付きファイルの中身も検知可能となることが特徴だという。

具体的には、 受信メールに対し、ウイルスチェックを実施後、グレー判定が出た場合はサンドボックス処理へ回し、サンドボッスを通過したパスワード付きファイルは「Active! zone」の添付ファイル分離画面上で解凍・展開。展開されたファイルにウイルスチェックを実施し、ウイルスチェックの結果、グレー判定された場合はサンドボックスへ処理まわす。

  • 添付ファイル分離詳細画面

アンチウイルスとサンドボックスによる検証の結果、ブラックについてはダウンロードボタンが表示されずブロック、 ホワイトのファイルは「原本をダウンロード」「マクロを除去してダウンロード」などユーザー操作にて手元へ渡す。

ライセンス価格(サンドボックスオプション/アンチウイルス込み/税別)は、100ユーザーで33万円、500ユーザーで130万円、1,000ユーザーで241万円。