宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は2月22日7:30ころ、小惑星リュウグウ表面にタッチダウンした模様だ。探査機とは現在、通信はできない状態だが(これは予定通りで異常ではない)、7:49ころ、地上でモニターしているドップラーデータに変化が見られ、ここから着地が推測できる。

  • はやぶさ2の管制室

    ドップラーデータに変化が見られた瞬間、管制室では拍手が沸き上がった

はやぶさ2は現在、第1回目のタッチダウンに挑戦中。低高度では表面地形に姿勢を合わせるため、ハイゲインアンテナでの通信ができず、ローゲインアンテナからの電波を確認しているだけの状態だ。降下中であれば周波数は低くなるが、上昇に転じれば高くなるので、これで地球との相対速度の変化が分かる仕組み。

ただ、これで分かるのは、降下から上昇に転じたということのみ。まだシーケンスがすべて正常に完了したのかどうかは、はやぶさ2との通信が回復し、テレメトリを確認できてからになるが、速度変化の大きさがアボート時とは違うため、正常なシーケンスで着陸した可能性が高い。