カナダのBlackBerryは12月12日、「Security Credential Management System(SCMS:セキュリティ証明書管理システム)」を発表し、スマートシティの実現や高度道路交通システムの構築を促進する官民の連携の取り組みに対して、積極的に支援していくと発表した。

SCMSサービスは、BlackBerryのCerticom技術をベースとしており、セキュリティと信頼性に優れたホスト型の公開鍵基盤(PKI)を提供することで、企業やエコシステム全体に代わって証明書を管理することができる。

同サービスは国内もしくは国家間の導入環境にも対応しており、自動車メーカーや官公庁はクラウドベースのターンキー型サービスを活用することで、車車間・路車間(V2X)通信の証明書発行とライフサイクルの管理に対応することが可能。

BlackBerryは自動車の大量生産に最適化されたハイブリッド型のSCMSソリューションもサポートできるとしている。