宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月5日、小惑星探査機「はやぶさ2」から小型ランダー「MASCOT」を分離する際に、はやぶさ2搭載の広角光学航法カメラ(ONC-W1およびONC-W2)を用いて、降下途中のMASCOTの撮影に成功したとして、画像を公開した。
なお、はやぶさ2は、MASCOTからのデータを確実に受け取るために高度3km程度の位置にとどまっていた状態から、10月5日にホームポジションへの復帰を予定していたが、台風25号の接近に伴う安全性を考慮。週末の日本からの運用ができなくなっても問題が無いようにと、10月8日に延期することを決定したという。