チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2月23日、第5世代のサイバー攻撃からクラウド・アプリケーションやクラウド・インフラストラクチャを保護する企業向けセキュリティ製品ファミリー「CloudGuard」を発表した。

第5世代のサイバー攻撃とは、モバイル環境、クラウド環境、およびオンプレミスのネットワークを対象に、大規模かつ高速に展開される攻撃を指す。

「CloudGuard」の主要機能は「ゼロデイ脅威対策」「ID-Guardによるアイデンティティ保護」「データ保護」。ID-Guardは特許出願中の技術で、SaaSアカウントへのアクセスを試みる攻撃者や詐欺師を発見して遮断し、アカウントの乗っ取りを防ぐ。

ファミリーの1つである「CloudGuard SaaS」は、従来のCASB(Cloud Access Security Broker)とは異なる独自技術により、主要なパブリック/プライベート・クラウド・プラットフォームのインフラストラクチャやワークロードに対する第5世代のサイバー攻撃を防ぐ、高度なセキュリティ機能と脅威対策機能を提供する。

対応するプラットフォームは、Amazon Web Services、Google Cloud Platform、Microsoft Azure、Cisco ACI、OpenStack、VMware NSX、VMware Cloud on AWS、VMware ESX、Alibaba Cloud、KVM、Hyper-Vなど。

Check Point CloudGuard IaaSはすでに提供を開始している。CloudGuard SaaSは、2018年第2四半期の早期に提供開始の予定。