富士通と日本オラクルは4月20日、富士通のデータセンターにオラクルのパブリッククラウドサービス「Oracle Cloud」環境を設置し、「Oracle Database Cloud Service」を含む「Oracle Cloud Platform」サービス群を販売開始したと発表した。
「Oracle Cloud」はSaaS、PaaS、IaaSを含む広範なパブリッククラウドサービス群を統合して提供しており、「Oracle Cloud Platform」はアナリティクス、アプリケーション開発、データマネジメント、インテグレーションなどを提供している。
3月27日より「Oracle Cloud Platform」の各種サービスの販売およびサービスを開始したことに続き、 富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5(以下、K5)」のデータベースラインナップに「Oracle Database Cloud Service」と連携した「FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle Cloud」を加え、2017年4月20日より販売開始する。
「FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle Cloud」では、「Oracle Database Cloud Service」をベースに、富士通のシステムインテグレーションのノウハウを組み込み、富士通ならではのデータベースサービスとして提供する。
例えば、データベースを導入、構築する際に必要となるセキュリティ設定や暗号化、運用監視なども、データベース作成時に自動的に設定し、これにより、すぐに「Oracle Database Cloud Service」を利用できるとしている。 「FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle Cloud」の価格は月額5万7000円より(Non-Metered[プリペイド型定額制]選択時の最低価格、税別)。