Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2015年3月のデスクトップOSシェアが発表された。3月はMac OS Xがシェアを増やし、WindowsとLinuxがシェアを減らした。しかし、Windowsのシェアは依然として91%を超えており、デスクトップ・オペレーティングシステムとして支配的なポジションにある。

バージョン別に見ると、Windows XPが大きくシェアを減らしたことと、Windows 7が大きくシェアを増やしたことに注目される。これまでWindows XPが動作し続けてきたPCがWindows 7へ置き換わったのではないかと見られる。また、Mac OS Xでは最新版への移行が進んでいる様子が見られる。

シェアが減少しているとはいえ、Windows XPのシェアは17%近くあり、バージョン別に見るとWindows 7に次いで2番目にシェアの多いオペレーティングシステムとなっている。Windows XPはすでにセキュリティ・サポートが終了していることから、セキュリティサポートが提供されている他のオペレーティングシステムへの移行が強く推奨されている。

2015年3月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2015年3月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2015年3月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2015年3月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 91.22% 91.57% ↓
2 Mac 7.28% 6.90% ↑
3 Linux 1.50% 1.53% ↓
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 7 58.04% 55.99% ↑
2 Windows XP 16.94% 19.15% ↓
3 Windows 8.1 10.55% 10.49% ↑
4 Mac OS X 10.10 3.96% 3.55% ↑
5 Windows 8 3.52% 3.55% ↓
6 Windows Vista 1.97% 2.11% ↓
7 Mac OS X 10.9 1.61% 1.65% ↓
8 Linux 1.50% 1.53% ↓
9 Mac OS X 10.6 0.61% 0.61% =
10 Mac OS X 10.7 0.48% 0.47% ↑
11 Mac OS X 10.8 0.47% 0.46% ↑
12 Mac OS X 10.5 0.12% 0.12% =
13 Windows 10 0.09% 0.08% ↑
14 Windows NT 0.08% 0.11% ↓
15 Mac OS X 10.4 0.03% 0% ↑