BBソフトサービスはこのほど、「Internet SagiWall」で検知したデータをもとに、2014年7月度の「インターネット詐欺レポート」を発表した。

発表によると、2014年7月度の総検知数は81万8951件で、前月から1.0%減少した。内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが94.1%、フィッシング詐欺サイトが4.7%、マルウェア感染サイトが0.1%、ボーガスウェア配布サイトが0.6%、脆弱性悪用サイトが0.5%となっている。

2014年7月度の検知状況(発表資料より)

OSごとのネット詐欺種類検知率(発表資料より)

2014年7月度には中国野菜の販売を仲介するBtoB詐欺サイトが検知されており、同社はサイバー犯罪者が法人ビジネス分野にもターゲットを広げてきている可能性があると分析している。