RubyMine 6登場、Ruby 2.1対応

Jetbrainsは11月26日(米国時間)、RubyMineの最新版となる「RubyMine 6.0」を公開した。「Download RubyMine」のページから最新版をダウンロードできる。ライセンスキーを持っていればそのまま製品として利用できるほか、ライセンスキーがなくても30日間は体験版として利用できる。

対応しているオペレーティングシステムはWindows XP以降の64ビット版Windows、Mac OS X 10.5およびこれ以降のバージョン(Mac OS X Mavericksにおいても動作可能)、Linuxなど。なお、LinuxではOpenJDKはサポートされておらずOracle JDK 1.6を使う必要がある。メモリは最小で1GB、2GBが推奨されているほか、動作にはRuby 1.8系以降のバージョンまたはそれに相当するJRubyが必要。

RubyMineはJavaで開発されたRuby on Rails向け統合開発環境。Ruby向けに開発されたエディタ、オンザフライでのコード解析、Rails向けに用意されたさまざまなサポート機能、統合されたユニットテスト機能、Webアプリケーション開発向け機能の統合、Rubyデバッガ、JavaScript/CoffeeScriptデバッガ、主要なバージョン管理システムと連携といった特徴がある。

「RubyMine 6.0」の最大の特徴は複数プロジェクトのサポートとRuby 2.1に関するサポート機能が追加された点にある。また、従来のバージョンと比較してパフォーマンスの最適化がかけられており、より高速に動作するようになっている。