プログラミング言語「Lobster」、オープンソースで登場

※ 掲載当初、「プログラミングの経験がないユーザでも扱えるように設計された」と記述しておりましたが、誤りでしたので該当箇所および関連個所を修正いたしました。ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位に深くお詫び申し上げます。

プログラミング言語「Lobster」がオープンソースソフトウェアとして公開された。Lobsterは主にゲームやグラフィック処理などを意識して開発された汎用プログラミング言語。プログラミングの経験がないユーザでは扱うのが難しいとの説明もある。記述方法はPythonに似ている。

採用されているライセンスはZLIBライセンス。Windows、Mac OS X、iOS、Linux、Androidなどに対応している。Lobsterのサイトにサンプルコードが掲載されており、どういった雰囲気のプログラミング言語であるかがわかる。

include "vec.lobster"
include "color.lobster"

directions := [ vec_0, vec_x, vec_y ]

function sierpinski(depth):
    if(depth):
        gl_scale(0.5):
            for(directions) d:
                gl_translate(d):
                    sierpinski(depth - 1)
    else:
        gl_polygon(directions)

if(!gl_window("sierpinski", 256, 256)):
    while(gl_frame()):    
        if(gl_wentdown("escape")): return
        gl_clear(color_black)
        gl_scale(gl_windowsize())
        sierpinski(6)

       ※  Lobsterのサイトより抜粋

ゲーム開発における組み込み型のスクリプト言語を想定して開発されているが、Lobster単体で独立したスタンドアローンなプログラミング言語としても利用できる。