ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は6月3日、待機電力ゼロで、速度制限のある環境(最大100kbps)でも安定した音声品質とセキュアな音声通信環境を提供するスマホ向け電話サービス「ServersMan 050」(β版)の2回目のバージョンアップを行い、β3として提供を開始すると発表した。

着信通知の表示(Android 通知領域)

Bluetooth利用の際の表示

今回のバージョンアップでは、細かいバグ修正により着信しにくい状況を改善し、つながりやすくしたことに加え、ユーザーアンケートの結果から要望の多かった上位3つの機能の搭載を即座に実行した。

追加した機能は、スマートフォンの電源を切っていたり、通信圏外にいたりした際に着信した場合でも、通信できる状態になった時点で、スマートフォンの通知領域(Android通知領域)に、不在着信の通知が届くようになった。また、詳細の着信履歴はServersMan 050の履歴欄にも表示。圏外時の履歴も通常の履歴とシームレスに管理できる、IP電話ならではの新機能となる。

また、Bluetooth対応ヘッドセットでの通話機能を搭載。この機能により、着信・発信後にアプリで表示される「Bluetooth」のボタンを押すと、Bluetoothヘッドセットでの通話が可能になる。なお、一般的なBluetoothヘッドセットへの対応は行なっているが、機種依存が存在する可能性があるために、α版としてのリリースとなる。

さらに、電話先が無料通話対象番号である場合「IP 発信」ボタンが「無料通話」に変わり、電話をかける前に無料通話ができるか否かの確認が可能となる。

無料通話先認識表示

通常の「IP発信」の表示

DTIでは、フリービットグループの指針である「顧客志向」のもと、徹底したユーザー体験の向上を継続していく。また、更にユーザーの皆様の声を聞くために、無料期間の延長も併せて実行する。