フリービットは10日、クラウドストレージストレージ「ServersMan@Disk」のメジャーバージョンアップを実施したと発表した。本日より同社の子会社であるドリーム・トレイン・インターネット(DTI)から提供を開始する。

「ServersMan@Disk」は、PCやスマートフォン、タブレットなどマルチデバイスに対応したクラウドストレージサービス。月額210円で10GBからストレージサービスが利用できる。

今回のバージョンアップでは、ネットワークに加え、サーバシステムのチューニングを行い速度を改善した。ServersMan@DiskはDTIのモバイル通信サービス群と同じネットワーク網に直結しており、8日8日に発表したモバイル通信サービス「ServersMan SIM」(関連記事)を利用した際により端末と連携しやすい環境になるという。

ServersMan@Disk Windows版専用アプリケーション

ServersMan@Disk Windows版専用アプリケーションバックアップツール起動画面

また、従来のWindows版ServersMan@Diskアプリケーションでは、クラウドストレージに保存されている全データをローカル側のPCにコピーし、オフライン時でもサービスの利用が可能だったが、HDDの容量を節約したいというニーズ応え、「Sync」フォルダに保存しているデータだけ自動でローカルにコピーする仕様に変更された。

ServersMan@Disk ブラウザ版画面

このほか、ブラウザ版アプリケーションのユーザーインタフェースの変更や、モバイル版のアプリからもWindows版アプリ同等の操作が可能になるなどの変更が加えられている。

Android版アプリケーション

iOS版アプリケーション

Mac版専用アプリケーションについても、今秋から提供を予定する。Mac版では、WordやExcelなどのOfficeファイル、JPEGやPNGなどの画像ファイル、PDFファイルなどをアプリ上でレビューできる新機能を搭載するという。「ServersMan@Disk」の専用アプリケーションの入手方法は、Windows版がDTI会員専用ページまたは、「ServersMan」サービスサイトから。iOS版はAppleによる審査が完了次第、App Storeで公開。Android版はGoogle Playから入手可能。

対応OSは、Windows XP(32ビット) / Vista(32ビット)/ 7(32/64ビット)、Mac OS X 10.7以降、iOS 5.x以降、Android 2.3以降。