フラッシュバックジャパンは17日、アドビ システムズの映像制作ソフト「Adobe After Effects」で物理シミュレーションを実現するための2D物理エンジンプラグイン「Newton 2」を発売した。ダウンロード価格は2万8,350円。

「Newton 2」操作画面

本製品はAdobe After Effects CS6 / CS5.5 / CS5に対応する、Motion Boutique社製の2D物理エンジンプラグイン。After Effectsコンポジションの各2Dレイヤーに重力を加え、落ちる、ぶつかる、跳ねる、転がる、止まるなど、現実世界と同じリアルな動きの物理アニメーションを自動作成できる。

またレイヤーでは、テキスト、マスク、シェイプなどへの物理シミュレーションが可能。さらにジョイント機能で物体と物体を繋ぎ、間接として動かしたり、マグネット機能で物体同士を磁石のように引っ付ける、または反発させることもできるという。

このほか、同製品で物理演算アニメーションのキーフレームを作成した2Dオブジェクトを、After Effects CS6 のレイトレース3D機能で立体的に仕上げたり、Trapcode Particularのパーティクルに物理シミュレーションを加えたりなど、演出の幅を拡大することも可能となっている。

作例「Biped」(After Effects 物理アニメーション適用後)

作例「Text Convex Hull」(After Effects 物理アニメーション適用後)