ソリトンシステムズは、情報漏洩対策・監査機能を強化したファイル転送アプライアンスの新バージョン「FileZen V2.6」を10月11日より販売すると発表した。

ソリトンのFileZenは、大容量のファイルや機密ファイルを安全に共有・転送するためのファイル転送アプライアンスで、送信時の上長承認や受取時の認証なのセキュリティ機能を備えている。また、iPhone/iPad、Androidにも対応している。

FileZenを利用した社外とのファイルのやり取り

今回のバージョンアップでは、ファイル送受信の内容を管理する機能を強化し、個々のファイルの内容を後から追跡できるアーカイブ機能のほか、パスワード自動通知機能や操作画面の改良などを行っている。

アーカイブ機能では、FileZenで共有・送受信したファイルを外部ストレージに保管することも可能で、やり取りしたファイルの内容を管理者が確認でき、既存のアップロード・ダウンロードログ管理機能と併用することで、誰が・いつ・どんなファイルを操作したかを把握できる。

パスワード自動通知機能は、ダウンロード用のファイルにパスワードを設定した場合に、そのパスワードを受信者に自動でメール通知する機能。

操作画面の改良では、ユーザーインタフェースが整理され、より直感的に操作できるようになった。

価格は、FileZen本体(DX/ST)が148万円~(保守・税別)、ファイル保護機能オプションが54万円(保守・税別)。