3位は日本、実際のネットワーク通信速度

Royal Pingdomにおいて、Akamaiの提供しているデータをもとにして実際のインターネットに接続するスピードが世界中においてどうなっているのかがThe REAL connection speeds for Internet users across the worldとして紹介されている。2010年第2四半期におけるデータがベースになっている。トップ10を見ると次のとおり。

1. 韓国 16.63[Mbit/s]
2. 香港 8.57[Mbit/s]
3. 日本 8.03[Mbit/s]
4. ルーマニア 6.80[Mbit/s]
5. オランダ 6.50[Mbit/s]
6. スウェーデン 5.50[Mbit/s]
7. チェコ 5.32[Mbit/s]
8. ベルギー 5.26[Mbit/s]
9. デンマーク 5.18[Mbit/s]
10. スイス 5.08[Mbit/s]

日本は第3位。韓国は他を引き離して高速なネット環境を実現している。1位から3位までをアジアの国や地域が占め、4位から10位までは欧州が占めている。世界平均は1.8[Mbit/s]ほどで、これは世界ランキングでは上位30位と31位ほどに該当する。トップ50でも41位以降は1.0[Mbit/s]を下回っている。インターネット人口では世界トップの中国も通信速度では0.86[Mbit/s]として世界平均を下回っている。

The REAL connection speedsの結果は通信にかかる費用が含まれていない。ブロードバンドにかかる通信料は日本はかなり安い方に分類される。接続料金と接続速度を考えると、日本は世界的にみてかなり快適な状況にある。