沖電気工業(OKI)は10月21日、同日オープンした羽田空港の新国際線旅客ターミナルに情報KIOSK端末「SUKIT」(スキット)を羽田空港に40台納入したことを発表した。航空会社各社の国際線の搭乗手続きを1台の端末で行える共通自動チェックイン機として利用される。

SUKIT

SUKITは、情報検索、チケットの受付/発券、会員登録、ポイント管理などの機能を備える情報KIOSK端末。航空会社のチェックイン機のみならず、小売店や各種公共施設などでの利用も想定されている。

"操作しやすさ"を第一に開発されており、操作に必要な全てのデバイスが利用者の正面に集められているほか、フリッカーランプでの案内により迷うことなく手続きが進められる。また、運用担当者向けの特徴として、消耗品の交換作業をすべて正面から行える設計になっているうえ、交換作業をディスプレイを見ながら実施できる、大容量の紙ストックを格納できる、A4幅サイズの感熱プリンタを採用しておりこれまでのレシートプリンタでは表現できなかった情報量の多い印刷物も発行できる、といった点も挙げられている。

また、拡張機能として、二次元バーコード、ICカード対応が用意されているほか、オプションユニットも提供されている。

羽田空港の新国際線旅客ターミナルに設置されたSUKITでは、現在、日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、および羽田空港へ就航する海外のエアライン数社の搭乗手続きが可能になっている。