NEC液晶テクノロジーは4日、経営効率のさらなる改善を目的として、構造改革を実施すると発表した。
具体的には、現在保有している2工場のうち、鹿児島県出水市の鹿児島工場を2009年12月末に閉鎖し、生産を秋田県秋田市の秋田工場に統合するほか、神奈川県川崎市にある本社機能の一部を秋田工場に移管・統合し、効率的な組織へと再編を行う。さらに、希望退職を実施し、現在の1,190名体制から2010年3月末には約600名体制にする予定だ。
今回の構造改革は、米国の金融不安に端を発する世界同時不況による液晶産業の需要の落ち込みと、急激な円高による為替差損の増大による、「未曾有の」(同社)大幅な減収減益を受けてのもの。同社は、回復の見込みが見えない市場環境下での事業継続を図るには、固定費の大幅な削減が必至な状況となっているとしている。