インテル、SAPジャパン、ネットアップ、およびヴイエムウェアの4社は16日、SAP ERPアプリケーションを利用したディザスターリカバリー・ソリューションの共同検証が完了したと発表した。

検証プロジェクトでは、1台で24個のコアが利用できるIntel Xeonプロセッサ 7400番台搭載のサーバ、ネットアップのストレージシステム「FAS3000シリーズ」、およびディザスターリカバリープランの簡素化・自動化を実現する「VMware Site Recovery Manager」を組み合わてディザスターリカバリー環境を構築し、この検証環境において、プライマリーサイトで運用されているSAP ERPがあらかじめ設定した復旧手順通り、復旧サイトで正しくリカバリーされることが確認された。これにより、多くのプライマリーサイトを最小限のリカバリーサーバーでカバーし、SAPユーザーに省電力、省スペース、かつ信頼性が高いディザスターリカバリー・ソリューションを提供できることが明らかになったとしている。なお、SAPアプリケーションを使ったSite Recovery Managerの検証が行われたのは、日本ではこれが初めてとなる。