鉄道用GPS機器から人体通信システムまで - ESECを振り返る

コンピューテックス - ソフトコアCPU「MicroBlaze」専用デバッガ

これもザイリンクスのブースにあったものだが、コンピューテックスからは「FsightXstick」という、ザイリンクス製FPGA用ソフトコアCPUであるMicroBlaze専用デバッガが展示されていた。

これはザイリンクスからSpartan3E/3A/3AN/3A DSPの開発キットとして出しているスターターキット(FPGA評価ボード)にのみ対応するデバッガで、専用の代わりに3万円と非常に安価に設定されている。

PC側のデバッガソフトウェアは、コンピューテックスのCPUデバッガとして定評のあるCSiDEが採用されている。MicroBlazeのソフトウェア開発だけをやる人には重いツールを入れる必要がなくなり、かなり開発効率が上がるのではないかと思われた。8月中発売予定。ザイリンクスSpartan-3系スターターキットとのセット販売も検討中とのこと。