アットマークテクノ - Androidのデモを披露

アットマークテクノでは、米FreescaleのARM11プロセッサ「i.MX31L」を搭載した「Armadillo500」というボードに拡張ボードとLCDをセットにしたLCDパネルコンピュータ開発キットを展示し、その上でAndroidを動作させるというデモンストレーションを披露していた。

「Android」とは検索エンジンで有名なGoogleがリリースしている携帯端末向けのオープンなプラットフォームで、アライアンスにはNTTドコモやKDDIも加入している。

このキットの発売時期は秋、価格は12万円とのことだ。

また、この開発キットにも使える無線LANボードも展示していた。これはローム製の無線LANチップを搭載したSDカード形状のボードで、このボード単体で認証を通過しているため、機器での認証が不要になるというものだ。

さらに、ザイリンクスのブースには同社FPGAを搭載したボード、SUZAKU用の画像入力がボード、AVボードを展示し、エッジ抽出などのデモンストレーションを行っていた。

armadillo-500ベースの開発キット。販売時にはケースは含まれないということだ

写真では見えにくいが、基板の下側がSDカードスロットに挿入できるようになっている

SUZAKU用AVボード。V2proなどの古いSUZAKUでも自分でIPコアを作れば使えるとのことこ