学校法人早稲田医療学園人間総合科学大学は7日、メルティングドッツと共同で米Linden Lab社が運営する「セカンドライフ」において、2007年12月20日にセカンドライフ内キャンパスをオープンしたと発表した。

同キャンパスは、セカンドライフ内の「University of HAS」と名付けた島に、埼玉県さいたま市に所有する同大学の本学キャンパスを3Dで忠実に再現。アバターを通した、音声・チャットによるコミュニケーションや、バーチャルイベントの開催、セカンドライフ上でのリアルタイムの講義、公開講座の提供などを行い、同大学の通信課程で学ぶ学生へのコミュニケーション・インフラとしてセカンドライフ内キャンパスを活用していく。また、これまでホームページ上で行っていた、入学式・卒業式の式典のライブ配信を、今後はセカンドライフ上でもバーチャル入学式・卒業式として行っていくという。

一般向けの受付、相談窓口としても活用。「セカンドライフオープン・キャンパス」として、生涯学習特講や本学のインターネット授業、公開講座の開催、セカンドライフ内キャンパスでのe-Learningの実用化も図る。