車を所持している場合、どうしても避けては通れないのが車検です。
特にトラックの場合は普通車と違って重量や車種によって車検期間が異なるため、何かと戸惑うことが多いはずです。
そこで今回は、トラックの車検について詳しく解説していきます!この記事を読んでトラックの車検がスムーズに行えるようぜひ参考にしてみてください!
・トラックの車検期間
・トラックの車検項目
・トラック車検が受けられるおすすめ業車
・トラックの日常点検ポイント
トラックの車検期間は車種によって違う?車種別に解説!
そもそも車検とは、トラックに関わらず全ての自動車に課せられた保安基準で、トラックを始めとした自動車が国で定められた基準に適合し安全に行動を走行できるかをチェックする制度です!
車検には車検有効期間というものが存在しており普通車の場合は初回3年、以降2年毎になっています。その車検有効期間内に車検を行わなければ車検切れになってしまい、法令違反になってしまい免停や罰金といった厳しい罰則を受けることになってしまいます!
この車検有効期間ですが、トラックの場合は普通車と有効期間が異なるだけでなく、車両総重量の違いによって有効期間が異なっています!
以下に車両毎の有効期間をご紹介していきます!
車両 | 初回車検 | 2回目以降 |
旅客運送事業用自動車(バス、タクシー等) | 1年 | 1年 |
車両総重量8t以上の貨物自動車(トラック) | 1年 | 1年 |
車両総重量8t未満の貨物自動車(トラック) | 2年 | 1年 |
乗車定員11人以上の自動車(バス) | 1年 | 1年 |
幼児専用車(乗車定員10人以下のスクールバス | 1年 | 1年 |
貸渡自動車(レンタカー) | 2年 | 1年 |
自家用乗用自動車・二輪自動車(普通車やバイク) | 3年 | 2年 |
その他(大型特殊・特種自動車) | 2年 | 2年 |
軽乗用車 | 2年 | 2年 |
軽貨物車(軽トラック・軽バン) | 2年 | 2年 |
車検の更新は1ヶ月前から受けることが可能です!事前に車の車検期間を把握し、直前になってバタバタしないよう準備を進めておきましょう!
トラック車検の車検項目は大きく分けて8つ!詳しく解説!
車検は国で定められた様々な点検項目を確認し、車が安全に走行できるかを確かめる作業で、トラックも普通車でもその内容は同じです!
ここでは車検時の主な点検項目を詳しく解説していきます。
- 同一性のチェック(車検証と車両の同一性)
- 外観検査(車体、ランプ部品の検査)
- サイドスリップ検査(直進安定性)
- ブレーキ検査(ブレーキが正常に作動しているか)
- スピードメーター点検(計器の異常有無確認)
- ヘッドライト検査(ライトの光量が適切か)
- 排ガス検査(基準以上の排気ガスを排出していないか)
- 下廻り検査(車両下部に不具合がないか)
これらをひとつずつチェックしていきましょう!
点検項目1. 同一性のチェック(車検証と車両の同一性)
車検業者に車両を持ち込んだ際に、車検証の内容と車両が一致していない場合は当然車検が通りません!同時に車台番号、原動機型式、ナンバープレート、封印、用途、車体の形状、種別等を確認します。
点検項目2. 外観検査(車体、ランプ部品の検査)
車体やウインカー、ヘッドライト等のランプ部品に異常がないかを検査します。ランプ部品に不正改造があった場合は車検が通りませんので注意が必要です!
点検項目3. サイドスリップ検査(直進安定性)
前輪タイヤの横滑り量を確認し、車がまっすぐ走れるかを確認します。ハンドルがニュートラルの状態で車が曲がってしまう場合はサイドスリップに異常がある可能性があります!
点検項目4. ブレーキ検査(ブレーキが正常に作動しているか)
ブレーキ、サイドブレーキが異常なく効いているかを確認します。消耗部品でもあるブレーキパッドはブレーキの効きに大きく影響するため劣化が見つかった場合は交換が発生します。
点検項目5. スピードメーター点検(計器の異常有無確認)
スピードメーターが40km/hになるまで車を加速させ、検査場の計測器と比較してどのぐらい誤差があるのかを検査します。±10km/h以上の誤差がある場合は不具合とみなされ車検が通らなくなってしまいます!
点検項目6. ヘッドライト検査(ライトの光量が適切か)
ヘッドライトが適切な明るさ、向きで作動しているかを検査します。
ヘッドライトが基準よりも明るい、暗いといった場合は適合外になる恐れがあります!
点検項目7. 排ガス検査(基準以上の排気ガスを排出していないか)
排出ガス検査ではマフラーから排出されるガスに含まれるCO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、黒煙・粒子状物質(PM)の濃度を計測しますエンジンに異常がある場合にこれらの排出量に異常が発生するケースがあります。異常がある場合は燃費の悪化にも影響するため重要な点検項目と言えるでしょう!
点検項目8. 下廻り検査(車両下部に不具合がないか)
車両下部の不具合(オイル漏れやボルトの緩み、ドライブシャフトブーツの劣化、舵取り装置)を点検します。
オイル漏れは錆の影響で発生するケースが多いため、日頃の下部洗車を怠らないようにしましょう!
トラック車検を受けられる4つの場所とは?ズバリおすすめは○○!
トラックの車検は以下の4つの場所、方法で行うことが可能です!そしてズバリおすすめなのは「楽天Car車検」です!
- 指定工場
- 認証工場
- ユーザー車検、車検代行
- 楽天Car車検 ←おすすめ!
これらの場所、方法の車検の特徴やなぜ「楽天Car車検」がおすすめなのかを詳しくご紹介していきます!
指定工場
地方運輸支局から「指定整備事業」の指定を受けている工場のことを『指定工場』と言い、整備と検査を行えることが認められているのでスピーディーな車検を受けられる特徴があります!
トラックディーラー(いすゞ、日野など)、車検専門店(コバック、車検館、ホリデー車検など)、カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)といった業者が該当し、店舗に整備工場やカーピットが隣接しているケースが多いです!
認証工場
点検整備は行えますが、検査事業は認可されていない工場のことで、最終的な検査は陸運支局(検査場)まで車両を持ち込む必要があり車検にかかる時間が長くなってしまう傾向があります!
一部ディーラー、ガソリンスタンドといった店舗と整備工場が隣接していないケースが多いです!
ユーザー車検・車検代行
ユーザー車検・車検代行は車両を陸運局に持ち込み、点検、整備、書類手続き等全てを自分または代行者に任せる車検方法です!
手数料や人件費がほとんどかからないため車検費用が安くなる傾向がありますが、車に関する知識が必要な上、複雑な手続きを全て行わなければならないため大きな労力と時間がかかってしまう傾向があります。
楽天Car車検
「楽天Car車検」はとてもおすすめです!こちらの特徴はスピーディーかつ安く車検を受けること!また、数ある店舗の中から最寄りの店舗を見つけ予約から見積もりまでスマホで完結できるのも魅力的です!
複数の車検業者から自分に合った業者を探すのが面倒な方は、まず「楽天Car車検」でお見積もりを取ってみることをおすすめします!
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トラック車検の費用はいくら?内訳や実際の費用もご紹介!
トラックの車検費用は、大型トラックで200,000円〜、中型で150,000円〜、小型で100,000円〜が相場と言われており、普通乗用車と比較すると車検費用が高額になってしまう傾向があります!
そもそも、車検費用の大まかな内訳は以下の2つになります。
- 法定費用:国によって定められた最低限かかる費用
- 基本車検料:各店舗に任されたその他の費用
これらの車検費用について詳しく解説していきます!
法定費用と点検・整備費用とは
まず、法定費用とは自動車重量税・自賠責保険料・印紙代(検査料)といった国によって定められた最低限かかってくる費用となるため、どの業者に依頼しても車両毎にかかる費用は同じです。
法定費用の内容 | |
自動車重量税 | 車検時に国に収める税金で、車体重量によって費用が異なる |
自賠責保険料 | 車で公道を走る際に加入が義務付けられている保険 |
印紙代 | 自動車検査証の交付を受けるための国へ納める発行手数料 |
そして点検・整備費用は車検業者毎に大きく異なる費用になります!
点検・整備費用の内容 | |
車検基本料金 | 車検時の点検項目のチェック費用 |
整備技術料 | 車検時に不具合が見つかった際の整備手数料 |
パーツ交換費用 | 部品、オイル交換等の費用 |
保安検査料金 | 計器類のチェック手数料 |
検査代行手数料 | 車検時に必要な書類手続きの代行手数料 |
その他サービス料 | 洗車、防錆コーティング、ボディーコートといった車のメンテナンス料 |
これらの料金は車検業者毎で自由に設定できるため車検費用が高い業者、安い業者の差が発生します!
実例をご紹介!
上記のことを踏まえ、実際にトラックの車検費用がいくらぐらいなのかをご紹介していきます!
軽トラック( ダイハツハイゼットトラック)の車検費用例
車検費用合計 | 42,810円 |
点検・整備費用 | 14,980円 |
自賠責保険料 | 19,730円 |
重量税 | 6,600円 |
印紙代 | 1,500円 |
中型トラック(トヨタ タウンエーストラック)の車検費用相場
車検費用合計 | 62,080円 |
点検・整備費用 | 15,870円 |
自賠責保険料 | 20,010円 |
重量税 | 24,600円 |
印紙代 | 1,600円 |
※上記は一例です。点検内容や整備内容は車種によって異なりますので業者にお問合せください。
トラックは日常点検が大事!車検以外にチェックすべき10の項目
トラックの車検を安く、スピーディーに済ませるためには日常的に車両の点検を行い車検時に不具合が見つからないようにすることが大切です!
- エンジン周りの確認
- ブレーキの点検
- 外観点検
- タイヤの点検
- バッテリー点検
- 原動機の点検
- ウインカーの点検
- ワイパー、ウインドウォッシャーの点検
- エア・タンク内の擬水
- 回りのサビ有無点検
これらの項目を日常的に点検することで、故障、事故といったトラブルを回避することにも繋がります!各項目について詳しく解説していきますのでみていきましょう!
点検項目1: エンジン周りの確認
エンジンオイル量が適切か、漏れていないか、冷却水の量は適切か、ファンベルトの張り具合や損傷はないかといった確認をします。
トラックのエンジンオイルの交換時期は、以下のようになります。
小型トラック(2tトラック) | 走行距離10,000~20,000km |
中型トラック(4tトラック) | 走行距離15,000~30,000km |
大型トラック(10tトラック) | 走行距離20,000~40,000km |
ただし、乗り方やエンジンオイルの種類、走行環境によって違いが発生しますので参考程度としてください!
点検項目2: ブレーキの点検
ブレーキの液量は十分か、ブレーキペダルの踏みしろ、パーキングブレーキレバーの引きしろ(遊び)、ブレーキを踏んだ際の異音の有無などを確認します。
異音がある場合はブレーキパッドの交換が必要になるかもしれません。
点検項目3: 外観点検
ランプの汚れや損傷はないか、ボディのサビ有無などを確認します。日常的な洗車を行うことで汚れやサビを防止できます。
点検項目4: タイヤの点検
ナットの緩み有無、タイヤの空気圧、 亀裂や損傷、異常な摩耗の有無、溝の深さが十分かどうかを確認します。タイヤの異常は重大な交通事故に直結しかねないので入念な確認が必要です!
点検項目5: バッテリー点検
バッテリー液量の点検を行いましょう。バッテリーあがりによりエンジンがかからないというトラブルに発展しかねません。バッテリー液の適正量は、バッテリーに表示されている「UPPER LEVEL」を上限、「LOWER LEVEL」を下限として、この間を適正とします。
点検項目6: ワイパーの点検
雨天時、降雪時の事故回避としてフロントガラスの水滴がきちんと拭き取れるかの確認を行いましょう!
水滴の拭き残しがある場合はワイパーゴムまたはワイパーブレードの劣化が考えられます。
点検項目7: ウインカー等ランプ類の点検
ウインカーの他にも、制動灯や後退灯、車幅灯といったランプ類の確認も重要です!
ランプ切れがある状態で公道を走ると道路交通法違反に該当してしまいます。
点検項目8: ウインドウォッシャーの点検
窓の汚れを落とすという役割でもあるウインドウォッシャー液の点検を行います。視界に大きく影響するためウォッシャー液切れになってしまうと事故に繋がる恐れもあることから点検項目に含まれます。
点検項目9: エアタンク内の凝水
エアタンクとはトラックのブレーキ補助機能のことを言います。
タンクの中で水蒸気が発生し、凝縮して出てきた凝水(ぎょうすい)がたまる場合があります。 凝水がたまっている場合は、エアタンクの下にあるドレンコックレバーを引くことで水分を排出することが可能です。
点検項目10:下回りのサビ有無点検
車両の下回りは冬季の塩カルや潮風等の影響で錆びつきやすいです!
錆びつきが発生するとオイル漏れやパーツ破損といった重大なトラブルに見舞われることがあるので、こまめな洗車、防錆コーティングを行うようにしましょう!
トラック車検を安く、早く抑える方法をご紹介!
「車検費用をとにかく安くしたい!」「スピーディーに車検を終わらせたい!」という場合は、車検基本料金が安く必要最低限の点検のみを行い整備費用を抑えてくれる車検業者探しを行う必要があります。「楽天Car車検」であれば様々な業者をまとめて比較し、気になる店舗にはネットからすぐに見積もりを申し込みが可能です!
郵便番号を入力するだけでお住まいの地域の車検業者を検索することが可能になっており、料金が安い順に検索出来たりその店舗を実際に利用した方の口コミ・評判も確認出来ます!
洗車サービスや給油クーポンに加え、楽天ポイント付与といったお得なサービスが受けられる車検なので本当におすすめです!是非一度チェックしてみてください!
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まとめ
最後にトラックの車検についておさらいしていきましょう!今回の解説してきた中で押さえるべき点は、
- トラックの車検期間は車両総重量、利用目的で異なる!
- トラックの車検費用相場は大型トラックで20万円〜、中型で15万円〜、小型で10万円〜
- トラックの車検項目は大きく分けて8つ!
- トラックの車検を受けるおすすめ業者は楽天Car車検!
- トラックの日常点検ポイントを押さえて安心安全な走行を!
- トラック車検を安く抑えるポイントは最適な車検業者選びが重要!
これらのことを踏まえて、お得にトラック車検を受ける最大の近道は自分に合った車検業者で車検を受けることです!
本記事を参考に納得のトラック車検を行なっていただけることを願います!
本当に!?車検をやめて「車を高く売る」ほうが得なの?
はい、正解のこともあります!車検前は、車を高く売る最後のチャンスです。車検費用が高額なら、この機会に車を高く売ることを検討してはどうでしょうか?車検が近い時期は、車を高く売って新車買い替えの軍資金を手にするチャンスです!当然ながら、【車検が切れる前の時期が買取価格は最大になります!】
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