車検は、新車の場合であれば初回が購入から3年後でそれ以降は2年に一度必要となり、中古車の場合は製造から1年未満の車を除いては2年に一度必ず受けなくてはなりません。
ですが、車検を受けるにはそれなりにまとまったお金が必要になるため、「車検費用が払えるか心配」「クレジットやローンで後払いにできるの？」といった不安や疑問の声をよく耳にします。
今回は、数ある車検業者の中からコバックを例にして、車検費用は後払いに出来るのか、また車検費用を安く抑える方法をご紹介します。
車検費用をどうしようか悩んでいる方、コバックで車検を受けようかと考えている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。
・車検費用が用意出来ない場合の解決策
・車検費用を安く抑えるための5つの方法
車検費用の内訳と金額は？コバックの場合は36,190円〜
一般的な車検を受けた場合、車検費用の相場は40,000円～130,000円程度(※軽自動車の場合)、コバックの場合は、36,190円〜(※軽自動車の場合)となっており、他の車検業者やディーラーと比べても車検費用が比較的安い特徴があります。
まず、車検にかかる費用の内容について解説していきます。
車検は基本的に法定費用（税金）+車検基本料金（点検料）で成り立っています。
- 法定費用：国によって定められた最低限かかる費用
- 基本車検料：各店舗に任されたその他の費用
| 分類 | 項目名 | 詳細 |
| 法定費用 （一律） |
自動車重量税 | 車両重量の増加に応じて課される税金。 自家用乗用車、軽自動車を問わず、新車購入時の初回登録時および継続車検時に、 次回の車検までの3年ないし2年間の税額をまとめて納める。 |
| 自賠責保険料 | 車の所有者が必ず加入しなければならない保険。 加入後に交付される「自賠責保険証明書」は、運転時に携帯する義務が課されている。 |
|
| 印紙代 | 検査費用や車検証の発行手数料を支払うための印紙と証紙の代金。 印紙は国に、証紙は地方自治体に支払った税金や手数料を納めたことを証明する証票のこと。 |
|
| 車検基本料 （車検店舗によって異なる） |
点検手数料 | 名称は各お店によって異なるが、車検の点検料金のこと。 依頼するお店や内容によって料金も変動する。 |
| その他諸費用 | 車検に係る書類作成代や整備以外のテスター使用料など。 依頼するお店によって異なる。 |
法定費用は自動車重量税・自賠責保険料・印紙代で成り立っていて、車によって費用が異なります。つまり、どの車検業者でも費用が一律になるということです！
一方車検基本料は業者毎に自由に金額を設定出来る項目となり、これによって車検費用が高い業者と安い業者の差が生まれます。
法定費用一覧
法定費用の料金表を車種毎にまとめました。あなたの車はどれくらいの費用がかかるのか確認してみましょう。
| – | 軽自動車 | 小型自動車 | 中型自動車 | 大型自動車 | 特大自動車 |
| 0.5〜1t未満 | 1〜1.5t未満 | 1.5〜2t未満 | 2〜2.5t未満 | ||
| 自賠責保険料 | 17,540円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 | 17,650円 |
| 重量税 | 6,600円 | 16,400円 | 24,600円 | 32,800円 | 41,000円 |
| （エコカー） | （5,000円） | （10,000円） | （15,000円） | （20,000円） | （25,000円） |
| （13年経過車） | （8,200円） | （22,800円） | （34,200円） | （45,600円） | （57,000円） |
| （18年経過車） | （8,800円） | （25,200円） | （37,800円） | （50,400円） | （63,000円） |
| 印紙代 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 | 1,800円 |
| 法定費用合計 | 25,940円 | 35,850円 | 44,050円 | 52,250円 | 60,450円 |
| （エコカー） | （24,340円） | （29,450円） | （34,450円） | （39,450円） | （44,450円） |
| （13年経過車） | （27,540円） | （42,250円） | （53,650円） | （65,050円） | （76,450円） |
| （18年経過車） | （28,140円） | （44,650円） | （57,250円） | （69,850円） | （82,450円） |
※印紙代は業者によって多少前後する場合があります。
車種別の法定費用
| 車種 | モデル名 | 法定費用 | |
| 軽自動車 | タウンボックス、EKクロス | 25,940円 | |
| 乗用車 | 0.5〜1t未満 | デリカD2、ミラージュ | 35,850円 |
| 1〜1.5t未満 | RVR、エクリプスクロス | 44,050円 | |
| 1.5〜2t未満 | アウトランダー、パジェロ | 52,250円 | |
※その他の車種は前述した表をご参照ください。
車検基本料とは
車検基本料金は車検を通すための「予備検査代金」や「車両の整備料金」、「車検代行料」などになり、これらの料金は車検業者毎に自由に設定されている人件費や手数料のような内容になります。
つまり、業者毎に車検費用が異なる大きな要因の一つがこの車検基本料金になるという事です。
整備費用とは
整備費用は車検時のパーツ交換費用に当たるため、車検基本料金と同様に整備費用も車検業者によって異なります。
パーツ自体の値段、パーツ交換数によって費用が変わってきますが、追加整備は強制ではありませんので、これに関しては費用がかからない場合もあるでしょう。
三菱（MITSUIBSHI）のディーラーで車検を受けた場合のシミュレーション
以下は三菱（MITSUIBSHI）のディーラーで車検を受けた場合、実際に車検費用がどのくらいかかるのかといったシミュレーション結果です。
車種により法定費用は異なりますが、車検費用は安くとも8万円〜となっています。
※あくまで参考価格となりますのでご了承ください。
| モデル名 | 車種 | 法定費用 | シミュレーション結果 |
| EKクロス | 軽自動車 | 74,420円 | 84,320円〜 |
| デリカD2 | 小型乗用車 | 88,450円 | 100,550円〜 |
| RVR | 中型乗用車 | 99,400円 | 111,500円〜 |
| パジェロ | 大型乗用車 | 111,730円 | 123,830円〜 |
https://www.east-mitsubishi-motor-sales.com/maintenance/syaken/simulation.html
※印紙代は業者によって多少前後する場合があります。
車検基本料金
車検基本料金は、業者の車検点検や整備、各書類手続きなどを代行してもらう手数料のようなもので、車検業者毎に価格設定が異なります。
車検は主に、正規ディーラー・ガソリンスタンド・カー用品店・車検専門業者・ユーザー車検のいずれかで行うことが一般的です。
その中で正規ディーラーの車検基本料は他に比べて高くなっています。逆にこの中で一番安く済ませられるのはユーザー車検となります。
ユーザー車検の場合は点検や手続きを全て自分で行う必要があるため車検基本料金が発生しません！ただし、専門的な整備の知識が必要になり時間と労力がかかります。
車検費用は後払いできるの？コバックなら後払い可能！
先述したとおり、車検は「法定費用と車検基本料金」で成り立っていますが、法定費用に関しては現金一括払いのみというケースがほとんどです。
コバックの場合は、クレジットカード・pay payといった後払い決済が可能ですので、現金が用意できない場合でも車検を受けることが出来ます。
※クレジットカード、pay payでの支払いの場合、法定諸費用は現金で支払う必要があります。
正規ディーラー・ガソリンスタンド・カー用品店・車検専門業者といった一般的な車検業者で発生する車検基本料金に関しては、クレジットやローンに対応している店舗が多いので、車検業者を探す際には車検費用の支払い方法をチェックすることをおすすめします。
車検費用は現金支払いの他に、以下のような方法での後払いが可能です。具体的な特徴について確認していきましょう。
- マイカーローン支払い
- クレジットカードで後払い（分割払い）
- 消費者金融カードローン
- 電子マネーで後払い
マイカーローン支払い
車検業者が提携している信販会社や銀行のマイカーローンを利用することも可能です！
銀行のローンに関しては他の支払い方法よりも金利が安い傾向があるのでおすすめです。
クレジットカードで後払い（分割払い）
クレジットカードはポイント還元があったり家計に合わせて分割回数の設定ができるのが便利です。リボ払いの場合は金利が高くなってしまう傾向があるので注意が必要です。
消費者金融カードローン
クレジットカードを持っていない、銀行などのローン審査が通らない場合は、消費者金融の提供しているカードローンを利用するという方法もあります。ただし、他の支払い方法と比較すると金利が圧倒的に高いので、できるだけ分割は避けたいところですね。
電子マネーで後払い
PayPayなどの電子決済に対応している店舗も増えています。
電子マネーには「後払い」が可能なサービスも多く、ポイント還元がされやすい傾向があります。
車検を通さないと、罰金の可能性も！
車検の有効期限切れになった車で公道を運転すると法令違反になってしまうため、厳しい罰則を受けなければなりません。
また、有効期限切れになっている場合は自賠責保険も無効になっている可能性が高く、自賠責保険切れの状態で車を運転してしまうと、罰則を受ける対象となります。
ここでは車検・自賠責保険が切れていた場合の各種罰則について解説します。
車検の有効期限切れになっている場合
車検が切れている状態の車を所有しているだけであれば、特に罰則を科されることはありません。
車検の有効期限切れで罰則を受けるのは、車検が有効期限切れになった状態の車で公道を運転した場合に限ります。
詳しい罰則内容は以下となります。
- 違反点数6点
- 30日間の免許停止
- 6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金
自賠責保険が切れている場合
上記のように、公道を車で走行する場合は、自賠責保険にも加入している必要があります。自賠責保険が切れた場合で公道を走行した場合ももちろん罰則があります。
詳しい罰則内容は以下となります。
- 違反点数6点
- 30日間の免許停止
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
車検・自賠責保険のどちらも有効期限切れになっている場合
車検の有効期限切れになっている場合は自賠責保険も無効になっている可能性が高く、自賠責保険切れの状態で車を運転してしまうと、罰則を受ける対象となります。
詳しい罰則内容は以下のとおりです。
- 違反点数12点
- 90日間の免許停止
- 80万円以下の罰金又は1年6ヶ月以下の懲役
車検費用が今すぐ払えない場合の3つの対処方法
車検の時期が迫っているけど、どうしてもまとまったお金が無いという場合はこれらの方法を検討してみましょう。
- 後払いが可能な車検業者を選ぶ
- 分割払いを検討する
- 車検費用の安い業者で車検を受ける
後払いが可能な車検業者を選ぶ
上の項目で紹介したような、クレジットカードやローン支払いに対応している車検業者を検討してみてください。ただし、法的費用は後払いにできないので注意が必要です。
分割払いを検討する
クレジットやローンに対応しているけど、分割は不可というケースもあります！
こちらも車検業者選びの際に要チェックして対応可能な店舗を探しましょう。
車検費用の安い業者で車検を受ける
車検費用をできるだけ安く抑えることで、なんとか費用を払える可能性もありますよね。
楽天Car車検なら全国の車検費用相場が掲載されているので、コバックと他の車検業者との比較も簡単に行うことが可能です！費用相場と実際の見積もり額に大幅な差がある場合は他の車検業者も検討してみましょう。
車検費用を安く抑えるための5つのポイントを解説！
- 整備内容を見直し、最低限の検査を確認！必要のない検査は断ろう
- 相見積もりをとって複数の車検業者を比較する
- 日頃からのメンテナンスを心がける
- ディーラー車検は避ける
- 楽天Car車検を利用する
ポイント1. 整備内容を見直し、最低限の検査を確認！必要のない検査は断ろう
例えば、車検前にワイパーやオイルの交換をした場合は車検時のこれらの交換は不要になりますよね。このように車検の点検に引っかからないであろう項目のパーツ交換、整備は見積もりの段階で不要と伝えましょう！
その他車内の除菌が勝手に組み込まれていたり、代車費用が発生している場合があるので、見積もりのチェックはとても重要です。
ポイント2.複数の車検業者で相見積もりをとって比較する
複数の車検業者から見積もりを受け、見積もり内容をよく比較することが車検費用を安く抑える最大のポイントです。
車検業者によって車検基本料が異なることは当たり前です。
ここで1番費用が安く、サービスにも問題がない業者選びができればスムーズに車検を済ませることが出来るので、必ず複数社から見積もりをしましょう！
ポイント3.日頃からのメンテナンスを心がける
車検費用が高くなってしまう最大の原因は、「部品交換」です。
経年劣化やサビによる劣化がよくあるケースで、エンジンや車軸の不具合が発生するとより高額な交換費用がかかってしまいます。日頃からこまめな洗車やオイル交換といったメンテナンスを行い、車を大切に扱ってあげることが大事です。
ポイント4.ディーラー車検は避ける
ディーラー車検は、ライセンスを取得したエンジニアによる整備、純正部品を使ったパーツ交換といった高品質な車検が受けられます。車を長持ちさせ、安心安全に走行させたい方にはおすすめですが、車検費用が高額になってしまう傾向があるので、車検費用を安く抑えたい方にはおすすめできません！
ガソリンスタンド、車検専門店、カー用品店といった業者では基本的に必要最低限の車検で済ませることが出来ます。
ポイント5.楽天Car車検を利用する
これまでも度々ご紹介していますが、楽天Car車検であれば、近所の後払いに対応した店舗を探すことが可能です。さらに、車検費用の安い業者に絞った検索等も簡単に行えるので、近くのコバック店舗を探して車検予約することも可能です！
WEB上で簡単に見積もり可能で、楽天ポイントや特典が受け取れる場合もあるので、是非チェックしてみて下さい！
＼ 今すぐ後払い可能な店舗を検索！ ／
最寄りの車検業者を比較する
まとめ
車検は定期的に行わなければならない法定点検ですが、まとまったお金が必要なため、車検費用が負担となってしまう場合もありますよね。
コバックは車検費用の後払いが可能※ですので、車検費用について悩んでいる方は一度コバックでの車検を検討してみてはいかがでしょうか？
※クレジットカード、pay payでの支払いの場合、法定諸費用は現金で支払う必要があります。
コバック以外でも車検費用が後払い可能な業者は多いので、一度チェックしてみてくださいね。また、車検費用を出来るだけ安く抑えるためには、複数の車検業者から相見積もりをとって、車検費用を比較したり、不要な車検項目は外してもらうなどの対応も重要です。
楽天Car車検なら、複数の車検業者を簡単に比較でき、後払いに対応しているかどうかも確認可能です！になる方は、ぜひ一度利用してみてください。
本当に！？車検をやめて「車を高く売る」ほうが得なの？
はい、正解のこともあります！車検前は、車を高く売る最後のチャンスです。車検費用が高額なら、この機会に車を高く売ることを検討してはどうでしょうか？車検が近い時期は、車を高く売って新車買い替えの軍資金を手にするチャンスです！当然ながら、【車検が切れる前の時期が買取価格は最大になります！】
愛車を少しでも高く売りたいなら、業界大手の
※もちろん、無料一括査定をしても車を必ず売却する義務はありませんのでご安心ください。
※しつこい営業電話なし！交渉は高額査定店だけ！
【徹底比較】車検業者おすすめベスト10！料金相場や費用を抑えるコツも解説！
