銀座のクラブに勤務する筆者が「夜の街に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。
今回ご紹介するのは、自称「女には困っていない」おじさん。
ピュアすぎる男、吉田
銀座のクラブなど、女性から接待を受ける場というのは、基本的には「絶対に殴り返されない」ことを前提に、安全な環境で安心して「プロレス」を楽しめる場所です。勝たせてもらえることが確定しているので、ゲストは一切の不安もストレスもなく技の掛け合いに没頭できます。
お気に入りの女の子に「大好きだよ」とささやけば、たぶん彼女は「私も大好き」と返してくれるし、シャンパンをオーダーすればちょっとだけヨイショとチヤホヤが増えたりもする。そんなばかばかしさ、くだらなさを楽しむのが銀座のクラブです。
これをあくまで「プロレス」として楽しむには、ある程度のコミュニケーション能力と経験値が必要ですが、中にはこちらのヨイショやチヤホヤを「忖度」としてではなく、そのまま「モテ」として受け取ってくれるピュアすぎるおじさんも。
「俺は女には困っていない」と、ふんぞり返っているおじさんが「ほら」と言って見せてくれたスマートフォンの画面には
「吉田さんって私のタイプなんです」
「早く吉田さんの彼女になりたいな」
「でも吉田さんってモテそうだから心配」
「来週は私の誕生日なんです!吉田さんにお祝いしてほしいな」
と、各店の精鋭(ホステス)たちによる営業LINEが表示されていました。
TPOをわきまえましょう
とはいえ、このおじさんはちゃんとお金を支払ったうえで、それ相応のサービスを受けているだけなので何にも問題ありません。
問題は、スターバックスの女性店員と話し込んでいるそこのあなたや、焼き鳥屋さんでソロごはんを楽しんでいる女性に声をかけて怖がられているそこのあなたや、取引先の担当女性に「ところで彼氏はいるの?」とLINEしているそこのあなた。
彼女たちにヨイショとチヤホヤを期待するのは間違っています。TPOをわきまえましょう。「モテ」気分を楽しみたいなら、銀座のクラブのお姉さんと同伴したり、彼女たちとシャンパンで乾杯したりするのが健全です。
喜んでお相手します
今回は、自称「女には困っていない」おじさんについて解説しました。
銀座などのクラブで、お金を支払ったうえで、それ相応のサービスを受け、束の間の「モテ」気分を楽しむのは全然問題ありません。
一方で、所かまわず、女性からヨイショとチヤホヤされることを期待し、距離感のおかしい接触を繰り返している男性は大問題です。「モテ」気分を楽しみたいのであれば、おとなしくそれ相応のお金を支払いましょう。私たちが喜んでお相手します。


