お風呂排水溝の臭いを消す2つの『ハイター』製品
ハイター製品はいろいろな種類があって、何を選んだらいいのかわかりにくいですよね。
本記事では、お風呂の排水溝の臭いを消せるおすすめの「ハイター」製品を2つご紹介します。
- 強力カビハイター 排水口スッキリ 120g×3個
- パイプハイター 高粘度ジェル

どうしてこの2つのハイター製品が臭いを消してくれるのかを知るべく、まずは、お風呂の排水溝の臭いの原因について知っておくといいでしょう。
何処にどういった臭いがあるのかを、見ていきます。ハイターで消せない臭いもあるので、使う前に要チェックです。
お風呂排水溝の臭いの原因とそれを解消するハイター製品
お風呂の排水溝の臭いの元は大別すると2種類。
- カビや汚れの臭い
- 下水の臭い
このうち、ハイターを使って解決できる「汚れ」が原因の臭いは、次の場所からきています。
- 排水口
- 排水管
ですので、この2ヶ所を綺麗にするハイター製品が必要です。
排水口の汚れは、「強力カビハイター 排水口スッキリ」。
排水管の汚れは、「パイプハイター 高粘度ジェル」をおすすめします。
どちらも汚れを溶かして綺麗にする製品で、使い方はとても簡単。
ただし、ハイターで消せないお風呂排水溝の臭いの原因があるので、ハイターを使う前にまずはチェックしましょう。
ハイターで消せないお風呂排水溝の臭いの原因
ハイターで消せないお風呂排水溝の臭いの原因は主に「汚れ」ではなく、「下水の臭い」です。
「下水の臭い」が悪臭の原因であれば、ハイターを使っても臭いの問題は解決しません。
その問題の多くは、排水トラップが関係しています。
お風呂にある排水トラップとは、排水管から下水の臭いや害虫が屋内に入ってこないように排水口に水をためて塞ぐ構造や器具のことです。ためている水は、封水と呼ばれています。
排水トラップについては下記の記事で詳しく解説していますのでよろしければご覧ください。
ハイターを使う前に、まずは次の3つの問題がないかどうかをチェックしてみるといいでしょう。
- 排水トラップに水がない
- 排水トラップがきちんとはまっていない
- 排水管・排水口・排水トラップの破損
それぞれの問題を簡単にご紹介します。
排水トラップに水がない
排水トラップに封水がたまっていない場合は、水を注いでためるだけで臭いの問題が解決するかもしれません。
封水がなくなる理由は、蒸発、大量の水を一気に流した時に水が押し出される、破損などがあります。
それ以外にも、例えば集合住宅では他人が流した大量の水に引っ張られることもあり、その場合は長期的に問題を解決するために、建物の排水管を通気管付きにする場合もあります。
そのような場合、マンションにお住まいの方は管理会社に相談、賃貸にお住まいの方は大家さんに相談するといいでしょう。
排水トラップがきちんとはまっていない
排水トラップが斜めにはまっていた、といったようにきちんと設置されていない場合は、下水の臭いが室内に漏れてしまうことがあります。
排水トラップをしっかりセットするだけで臭いが消える可能性があります。
排水管・排水口・排水トラップの破損
水まわりのどこかにヒビが入ったり、破損したりしてる場合は、そこから臭いが漂ってしまうことがあります。
この場合、問題となる部品を交換するか、業者に修理を依頼するといいでしょう。
下記の記事で交換費用やおすすめの業者を紹介しています。
以上3つの問題がなければ、お風呂排水溝の臭いはハイターで解消できる可能性が高いです。
「ハイター」でお風呂排水溝の臭いを消す方法【排水口編】
それでは、ハイターを使って、お風呂排水溝の臭いを解消するやり方をみていきます。
まずはお風呂排水口の臭い解消から。
「強力カビハイター 排水口スッキリ」を使って臭いを消します。
洗いにくい排水溝の縁や蓋の裏側、受皿のぬめりや汚れを綺麗に溶かします。ゴシゴシ洗いは不要です。
事前に用意するもの
- ゴム手袋
- マスク
- 保護メガネ
- 強力カビハイター 排水口スッキリ 1袋

推奨頻度
メーカー花王による「強力カビハイター 排水口スッキリ」の推奨使用頻度は、3~4週間に1回程。
ハイターでお風呂排水口の臭いを消す手順
【手順1】洗剤をまく
お風呂の排水口の周り(排水口の中ではない)に粉末洗剤「強力カビハイター 排水口スッキリ」をふりかけます。
排水溝の蓋がある場合は一旦外します。
目皿や髪の毛キャッチャーはそのままでOK。
ただし、髪の毛やゴミがたまっている場合は、それを取り除きます。
洗剤の粉末が飛び散らないように、なるべく低い位置からまくように注意!
一度袋を開けたら、残さずに使い切るようにしましょう。
【手順2】水で濡らす
洗剤粉末を湿らせるような感じで、水またはできれば40度くらいお湯200mlを全体的にゆっくりとかけていきます。
蓋がある場合は、かぶせます。
泡がしゅわしゅわと出てきて、蓋の裏側まで到達。
蓋の裏や縁までまんべんなく、泡に包まれるはずです。
【手順3】放置する
30分強、放置します。
長時間は放置しないように注意しましょう。
【手順4】水ですすぐ
たっぷりと水を流して終了!
ゴシゴシ洗いと違って、すり傷をつけることなく、排水口がピカピカになって、臭いがなくなるはずです。
とは言っても、排水管からの臭いがあるかもしれないので、そのまま排水管の掃除を続けます。
ハイターでお風呂排水溝の臭いを消す方法【排水管編】
続いて、お風呂排水溝につながる、排水管の臭い消しです。
「パイプハイター 高粘度ジェル」を使って臭いを解消。
お風呂排水溝の臭いの元となっている、排水管にこびりついたり、たまったりしているヌメリや髪の毛を溶かしていきます。
事前に用意するもの
- ゴム手袋
- マスク
- 保護メガネ
- パイプハイター 高粘度ジェル 5〜6回押し
ハイターでお風呂排水管の臭いを消す手順
【手順1】液体洗剤を注ぐ
お風呂の排水管に、液体洗剤「パイプハイター 高粘度ジェル」を注ぎます。
ボトルを5〜6回押した量が、臭いを消すための分量です。
目皿や髪の毛キャッチャーは、あらかじめ外しておいてください。
キャップでの計量はNG。
他の洗剤と一緒に使うのはやめましょう。
換気は必須です。
【手順2】放置する
15〜30分、放置します。
【手順3】水ですすぐ
たっぷりと水を流して終了!
ブラシなどは使わないようにしましょう。洗剤が飛び散ることもあります。
また、アルミ・ホーロー・真ちゅうなどの金属製品、服などの布製品、木製品は、変色や脱色するので注意が必要です。
排水管の壁のぬめりや汚れ、髪の毛などが綺麗に溶けて、流されているはずです。
これでお風呂排水溝の臭いは、消えているはずです。
それでも臭いがする場合は、洗剤の量を増やしてみるといいでしょう。ヌメリの除去に有効な量である10〜15プッシュを使用するのがおすすめです。
また、下記の記事でも臭いを消す掃除方法を紹介していますのでよろしければ参考にしてみてください。
まとめ
以上、お風呂排水溝の臭いを解消するための、ハイター2製品をピックアップして、使い方手順を紹介しました。
2つのハイター製品を使っても臭いが消えない場合は、プロの業者に臭い消しを頼むといいでしょう。
どちらにしても、お風呂排水溝の臭いが早く消えるといいですね!
おすすめ業者4選
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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