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脱水をしている洗濯機の写真
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洗濯機の脱水ができない!8つの原因と対処法を解説

2025.02.20
2024.08.30
脱水をしている洗濯機の写真
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洗濯機の脱水機能が突然使えなくなると、洗濯物が乾くのにも時間がかかり、何かと不便ですよね…。

そこでこの記事では、洗濯機の脱水機能が使えなくなる原因やその対策法、排水トラブル時のエラーコードについてや洗濯機の修理の依頼先についてを詳しく解説します。
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目次 
丸山 功
監修者

水道設備業者 水道配管設備主任

丸山 功 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成22年4月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道管設備主任を担当。水回り業務に10年従事し、累計5000件の水道管関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道管」のスペシャリスト。

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洗濯機の脱水ができない原因とは

洗濯機が脱水できない場合の原因はさまざまです。その原因である以下を紹介します。

洗濯機が脱水できない場合の原因
  • 洗濯槽の中で洗濯物が偏っている
  • 洗濯物の量が多すぎる
  • 排水口が詰まっている
  • 排水ホースが詰まっている
  • 糸くずフィルターが詰まっている
  • 洗濯機の扉や蓋が閉まっていない
  • 洗濯機本体が傾いている
  • 洗濯機本体の不具合・故障

当てはまる原因と対処方法を確認し、トラブルの再発を防ぎましょう。

洗濯槽の中で洗濯物が偏っている

洗濯物が洗濯槽の中で偏ってしまうと、脱水がうまくいかないことがあります。

脱水時に洗濯物が偏っている場合、洗濯機はバランスを取るために自動的に脱水を停止し、すすぎ運転に戻ることで自動的に補正するよう働きかけるためです。

特に、重い衣類や大きなタオル、大きなシーツなどを洗う際、洗濯槽の中で脱水時に偏ると洗濯機が大きく振動してしまいます。

脱水時に偏りやすい洗濯物

洗濯機が大きく振動しすぎると、洗濯機に過剰に負担がかかったり、異常な振動で転倒する可能性もあるため、脱水が停止する仕組みになっています。

そのため洗濯槽の中で洗濯物が偏って脱水ができなくなってしまったら、洗濯物を一度取り出し、均等になるように入れ直しましょう。

また、重いものと軽いものを混ぜて洗うように心がけると、洗濯物の偏りが少なくなります。洗濯槽内の洗濯物の偏りを防ぐためには、洗濯物の量を適切に調整することが必要です。

洗濯物の量が多すぎる

洗濯物の量が多すぎると、洗濯機が正常に脱水できないことがあります。

これは、洗濯物を入れすぎて重たくなり、洗濯槽に負荷が過剰にかかるためです。

洗濯機に過剰な負荷をかけないためには、洗濯物の量を適切に調整することが重要で、洗濯物の目安の量は洗濯機の容量に対して6〜7割程度の量が理想的と言われています。

また、洗濯物が多い場合は、複数回に分けて洗うことも効果的で、一度の洗濯量が適量であれば、洗濯機が正常に動作して脱水がスムーズに行われ、洗濯物もより綺麗になります。

洗濯機に負荷をかけないために

複数回に分けて洗濯する他、脱水の直前で一度停止して、洗濯物が洗濯槽の中で均等になるように入れ直して脱水を試みても良いでしょう。

排水口が詰まっている

洗濯機の下に防水パンを設置している家庭も多いでしょう。防水パンの排水口のつまりが原因で、脱水できなくなります。以下に、防水パンの排水口が詰まる主な原因の2つと解消方法を説明します。

防水パンの排水口がつまる原因
  • 洗剤や柔軟剤の残留物
  • 異物の混入

洗剤や柔軟剤の残留物

洗濯機の排水口が詰まる原因の1つに、洗剤や柔軟剤の残留物の影響があります。

洗濯中に使用される洗剤や柔軟剤は、適量を超えると完全に溶けきれずに、残留物として排水口に蓄積されるのですが、時間と共にさらに蓄積を重ねて大きくなっていき、つまりの原因になります。

特に、液体洗剤や外国製品の柔軟剤は粘度が高いため、溶け残ったら留まりやすくなっています。

洗剤や柔軟剤が残留して詰まらないようにするためには、洗剤や柔軟剤の使用量を適切に守ることが大切です

そのため、洗剤や柔軟剤の説明書に記載された適切な量を再度確認しましょう。また、定期的に洗濯機のクリーニングを行うことで、つまりの原因となる排水口の残留物を取り除くことができます。

市販の洗濯槽クリーナーを使用するなどして定期的に清掃を行い、つまりを未然に防ぐよう心掛けましょう。

異物の混入

異物が混入した場合、例えば洗濯物のポケットに残された小物や、タグ、紙類などといった異物やゴミ等が洗濯中に排水口に流れ込んでしまい、つまりを引き起こすことがあります。

さらに異物やゴミに、糸くずや髪の毛と絡み合うことで、つまりが悪化することがあります。

異物やゴミの混入を防ぐためには、洗濯前に衣類のポケットを必ず確認し、小物や紙類を取り除く習慣をつけましょう。

また、洗濯ネットを使用することで、洗濯ネットの網目よりも大きな異物やゴミが洗濯機内部に入り込むのを防ぐことができます。

さらに、定期的に洗濯機の排水口の点検を行い、異物が詰まっていないか確認しましょう。

排水ホースが詰まっている

排水ホースは排水口よりも細いため、洗剤や柔軟剤の残留物や洗濯時のゴミが原因でつまりを引き起こしやすい場所です。

洗濯機の排水ホースは狭いスペースでも無理なく折り曲げやすいように蛇腹の形状で作られることが多く、そのひだの部分にゴミが蓄積しやすいです。

前述した排水口と同様に細かなゴミが洗剤と混ざり、固まることで徐々に水の通り道が狭まっていくので洗剤の使いすぎには注意が必要です。

排水ホースは定期的に外し、中に水を入れて30分ほど放置して流すなど、つけ置き式のようにして洗剤を溶かしつつ洗うようにしましょう。

洗濯機では汗や皮脂などの汚れも洗浄するため、汚れがひどい場合には50倍ほどに薄めた漂白剤を使って掃除するのも有効です。

糸くずフィルターが詰まっている

糸くずフィルターは洗濯中に発生する糸くずやゴミを捕集する役割があり、糸くずフィルターが詰まると水の流れが悪くなり、排水が正常に行われなくなるため脱水に影響を与えます。

糸くずフィルター

特にドラム式洗濯機では、糸くずフィルターのつまりによる排水ができない問題が発生しやすいです

糸くずフィルターが詰まらないようにするためには、洗濯機の使用頻度に応じて、糸くずフィルターを取り外し定期的に掃除すると良いでしょう。

洗濯機の取扱説明書に従ってフィルターを取り外し、水洗いやブラシを使って糸くずやゴミを取り除きま、糸くずフィルターの掃除が終わったら、しっかりと取り付け直しましょう。

また、洗濯ごとにフィルターをチェックし、少量のゴミでも見逃さずにこまめに清掃する習慣をつけると良いでしょう。

衣類を洗う前にポケットや袖口に付いたゴミを取り除く一手間を入れることも、糸くずフィルターのつまりを防ぐには効果的です。

洗濯機の扉や蓋が閉まっていない

洗濯機の扉や蓋が閉まっていないとロックがかからずに運転が停止することがあります。

洗濯機によっては蓋ロックセンサーと呼ばれる、自動で蓋や扉をロックする機能がついていますが、多くの場合、運転が終わり洗濯が終了するまでは扉や蓋がかからないようにロックされています。

しかし、扉や蓋がしまっていないと蓋ロックセンサーが作動せず、その結果洗濯機の運転自体が止まってしまいます。

また、古い洗濯機の場合は扉や蓋が完全に閉まっていても、ロックする際に使用される爪が振動で折れてしまうケースもあり、その場合は蓋ロックセンサーが作動しません。

そのため、脱水が停止した際には扉や蓋が閉まっているかを確認し、完全に閉まっている場合はロックさせる部分に不具合が無いかを確認しましょう。

洗濯機本体が傾いている

洗濯機本体が傾いていると、自動で運転が止まるため、その影響で脱水ができない可能性があります。

洗濯機本体を設置する際には水平でも、洗濯中の振動によって傾いてしまう場合があり、洗濯槽と洗濯機の内側がぶつかって故障の原因にもなってしまうため、自動で運転が停止するようになっています。

洗濯機本体が水平かを確認するため、「水準器」がついている洗濯機もありますので、洗濯機本体が水平になるように調節しましょう。

洗濯機本体の不具合・故障

上記のいずれにも該当しない場合、洗濯機本体の不具合や故障の可能性が考えられます。

洗濯機の寿命は通常約10年程度とされており、それ以上使用している場合は部品の摩耗や経年劣化が原因で故障することがあります。

例えば、モーターの故障やベルトの損傷、センサーの誤作動などが原因で、脱水が正常に行われないことがあります。

上記のどれにも該当しない場合は、メーカーのカスタマーサポートに連絡し、修理を依頼しましょう。洗濯機購入時に入った販売店保証の期間内であれば、まず販売店へ修理の連絡をしましょう。

状況により、修理費用が高額になる場合は、新しい洗濯機への買い替えを検討することも1つの選択肢です。

洗濯機のエラーを防ぐためにできること

洗濯機が正常に動作しない原因を防ぐためには、日常的なメンテナンスと正しく使用することが重要です。以下の使用方法を心がけましょう。

エラーを防ぐために…
  • 洗濯機を正しく使用する
  • 定期的に洗濯機や排水の掃除をする
  • 洗濯機を水平な場所に置く
  • 長く使用している場合買い替えも視野

洗濯機を正しく使用する

洗濯機のエラーを防ぐためには、洗濯機の設置場所、洗剤や柔軟剤の使用量に注意し、使用方法を正しく守ることが大切です。

例えば、洗濯機の置き場所が不安定だと振動が激しくなり、部品の故障を引き起こすことがあります。

また、洗剤や柔軟剤の適量を守らないと洗濯機内や排水ホースに洗剤や柔軟剤の残留物が蓄積し、排水ホースのつまりを引き起こします。

それ以外にも洗濯物の投入量が多すぎると、洗濯機がオーバーロードしてエラーにつながります。

つまり、洗濯機を正しく使うためには、洗濯機の置き場所に平らで安定した場所を選び、なおかつ使用する洗剤や柔軟剤の量は、製品に記載されている説明や指示を守り、過剰な使用を避けましょう。

洗濯物の投入量は、詰め込みすぎずに、洗濯機の容量の約6〜7割程度の量を目安にしましょう。さらに、重い物と軽い物をバランスよく投入して、偏りを防ぐことが大切です。

定期的に洗濯機や排水の掃除をする

定期的な掃除は、エラーを未然に防ぐためには欠かせません。

排水口や排水ホースなど、洗濯物から出る糸くずや洗剤の残留物が蓄積しやすい場所は特に注意が必要で、フィルターは1〜2週間に1度、排水ホースと排水口は1ヶ月に1度の掃除が理想的です。

また、市販の洗濯槽クリーナーを使用して、洗濯槽内のカビや汚れを効果的に除去することも大切です。

洗濯槽内のカビや汚れを除去することで、洗濯機の性能を維持して長期間にわたって正常に使用することができ、排水トラブルや脱水不良の予防につながります。

洗濯機を水平な場所に置く

洗濯機を斜めになっている場所に置くと、エラーの原因になりますので洗濯機は水平で安定した場所に設置しましょう。

洗濯機を水平な場所に設置して使用することで、洗濯槽回転時の振動が抑えられ、洗濯機の内部部品が正常に動作するようになっています

洗濯機が水平に設置されていないと振動が増加し、内部の部品が損傷しやすくなったり、脱水機能が低下したりします。

そのため、設置時には必ず水準器を使って水平を確認し、床が平らでない場合は設置場所を変更するか、台座を使用することを検討する必要があります。

また、設置時に水平であっても、日常的な使用の振動や地震などで初期の位置からずれることもあるので、定期的に水平かどうか確認しましょう。

長く使用している場合買い替えも視野

10年近く使用している場合は、新しいものに交換することを検討するのも一つの方法です。

洗濯機の寿命は通常約10年と言われています。長期間使用している洗濯機は、部品の劣化やエラーが出たり、故障が起こりやすくなります。

また、長期間使用している洗濯機は、部品の取り扱いがなくなっているものや、故障時の修理費用が高額になるケースもあるため、新しい洗濯機に買い替える方が経済的な場合もあります。

さらに、新しい洗濯機は部品の保存期間も長く、今後の修理対応がしやすいというメリットもあります。

洗濯機を修理したい場合はどこに連絡する?

洗濯機の修理を依頼する場合、その選択肢は以下です。

洗濯機修理の依頼先
  • メーカー
  • 購入した店舗

メーカー

洗濯機の修理はメーカーで対応しており、保証期間内であれば無料もしくは安い金額で洗濯機を修理することができます。

ただし、メーカーが保証してくれる期間は購入後1年であり、保証が切れていても修理は可能ですがその場合しっかりと修理料金がかかります。

また、修理を依頼してからすぐに来てくれるわけではなく、修理日程を打ち合わせてから修理日を待つという形になりますので、修理までに時間がかかる場合があります。

メーカーでの修理は安心できますがそういったデメリットもあります。

購入した店舗

洗濯機を購入した家電量販店でも修理を依頼することが可能です。

メーカーの方で1年間の保証をつけてくれますが、家電量販店で購入するとオプションで3年および5年の延長保証をつけられる場合もあるため、延長保証期間内であればこちらもお得です。

家電量販店に依頼した場合、家電量販店からメーカーに修理依頼がいくため、メーカーに直接修理を依頼するよりも時間がかかるでしょう。

そのため、急いでいない場合や延長保証をつけている場合はこちらに修理を依頼しましょう。

洗濯機の排水トラブルで表示されるエラーコード

洗濯機には、排水トラブルが発生した際にエラーコードが表示される機能が備わっています。

しかし、共通のエラーコードではなく、メーカーごとに表示されるエラーコードは異なります。ユーザーはエラーコードからトラブルの原因を特定し、適切な対処ができるようになっています。

以下に、主要なメーカーの排水トラブルエラーコードについて詳しく説明します。

Panasonic製品では「U11」が表示される

Panasonic製品では、排水トラブルが発生すると「U11」のエラーコードが表示されます。

「U11」は主に排水ホースのつまりや排水口の異常が原因で、排水が正常に行われていないことを示しています。

排水ホースが曲がっていたり、ゴミが詰まっていないか確認しましょう。

つまりが見つかった場合は取り除き、再度脱水を試みます。解決しない場合は、糸くずフィルターの掃除も行いましょう。

それでも改善しない場合は、専門の修理サービスに対応してもらいましょう。修理依頼は、Panasonicの公式サイトから依頼手続きを行うことができます。

SHARP製品では「E3」が表示される

SHARP製品で「E3」のエラーコードが表示された場合、洗いやすすぎ後の排水ができていない状態になっています。

まず、排水ホースと排水口をチェックし、つまりがないか確認しましょう。

もし、排水ポンプ自体に問題がある場合は、部品交換が必要となることもあります。

自身で解決できない場合は、SHARPの公式サイトからサポートセンターに連絡し、修理を依頼しましょう。

HITACHI製品では「C02」が表示される

HITACHI製品の排水トラブルエラーコード「C02」は、排水系統に異常が出ている状態を示しています。

「C02」が出たら、まず排水ホースのつまりを確認し、ゴミや異物を取り除きましょう。

さらに、排水口の掃除も行い、問題が解消しない場合は、排水ポンプの故障が考えられます。

もし、排水ポンプが故障していたら、修理が必要となるため、HITACHIの公式サイトのカスタマーサポートから修理を依頼しましょう。

洗濯機の排水トラブルは自分でも解決できる

洗濯機の排水トラブルは多くの場合、自分で解決できることが多いです。

例えば、排水ホースや排水口が詰まっている場合、清掃するだけで問題が解消することがあります。

また、洗濯物の重さや洗濯物の組み合わせを見直すことで、脱水がうまくいかない原因を取り除くことができます。

特に、糸くずフィルターや排水口周りを定期的に掃除することは、トラブルを未然に防ぐために非常に有効です。

しかし、洗濯機の寿命が近づいている場合や、頻繁に同じエラーが発生する場合は、新しい洗濯機への買い替えも検討すべきです。

最新の洗濯機は省エネ性能が向上しており、長期的に見て電気代の節約にもつながります。長期間使用していて、故障が続く場合は、買い替えを検討してもよいでしょう。

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