日本ヒューレット・パッカードの「ElitePad 900」は、10.1型(1,280×800ドット)液晶のWindows 8タブレットだ。ビジネス向けの位置づけだが、直販サイトなどで個人でも購入できる。ドッキングステーションや拡張ジャケットによる高い拡張性も、大きな特徴の1つだ。
すでにレビュー記事『高い拡張性と堅牢性を誇る10.1型Windows 8タブレット - 日本HP「HP ElitePad 900」』を掲載しているが、新しいオプションとなる「キーボードジャケット」を試用できたので、その使い心地をレポートしよう。レビューではElitePad 900本体、オプションの拡張ジャケットとドッキングステーションを紹介しているので、そちらもご一読いただければ幸いだ。また、2013年5月27には、LTE通信モジュールを搭載した新モデルも発表されている。
■ElitePad 900の主な仕様 [CPU] Intel Atom Z2760(1.80GHz) [メモリ] 2GB LPDDR2 533MHz [ストレージ] 32GB / 64GB eMMC SSD(試用モデルは64GB) [ディスプレイ] 10.1型ワイド(1,280×800ドット、マルチタッチ対応) [本体サイズ/重量] W261×D178×H9.2mm/約630g [OS] Windows 8 / Windows 8 Pro(試用モデルはWindows 8 Pro) [直販価格] 69,300円より(2013年6月25日時点)
ElitePad 900には、スペックや搭載OS、オフィススイートの有無などの違いで6モデルがラインナップされている。基本的に、Windows 8モデルは内蔵ストレージ(eMMC SSD)が32GB、Windows 8 Proモデルは64GBとなる。簡単にまとめたのが下表で(2013年6月25日時点)、詳細は直販サイト「HP Directplus」を参照いただきたい。
モデル | 直販価格(標準構成時) |
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Windows 8 Wi-Fiモデル | 69,300円 |
Windows 8 Pro Wi-Fiモデル | 89,250円 |
Windows 8 Pro Wi-Fiモデル(Office Home&Business 2010付属) | 119,700円 |
Windows 8 LTE(au)モデル | 91,350円 |
Windows 8 Pro LTE(au)モデル | 111,300円 |
Windows 8 Wi-Fiモデル+モバイル複合機「HP Officejet 150 Mobile AiO」セット | 94,500円 |