「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
ネットワーク要らずでファイル共有
Windows 10 バージョン1803から実装された近距離共有は、Bluetoothおよび無線LANを通じてファイルやURLリンクを他のPCと共有する機能である。百聞は一見にしかずということで、まずはファイル共有の手順をご覧いただきたい。
以前からWindowsはネットワークと共有フォルダーを用いたファイル共有機能を備えてきた。PCの操作やネットワーク、アカウントに関する設定あれば、手軽なファイル共有が可能になる。だが、近距離共有ではネットワークの設定も要らずにファイルの共有が行える(異なるネットワークにつながっていても共有できる)。
閲覧サイトのURLもスムーズに共有
近距離共有はMicrosoft Edge経由で閲覧サイトのURLを共有する機能も備えている。こちらの機能も同じように手順をご覧いただきたい。
文字列の共有は、Windows 10 バージョン1809で実装されたクリップボード機能を使えば代替可能だが、クリップボードの共有はMicrosoftアカウント/職場または学校アカウントへのサインインが必須となる。そのため、普段からローカルアカウントでWindows 10を使用している場合や、すぐそばで仕事をしている人にちょっとデータを送りたい場合などに利便性の高い共有機能といえるだろう。
阿久津良和(Cactus)