「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。
「スタートメニューにアプリの一覧を表示する」に注意
Windows 10のスタートメニューはアプリの一覧とピン留めしたタイルが並び、Windows 7以前のシンプルなメニューに慣れたユーザーは少々使いにくい印象を覚えるだろう。
Windows 10のファーストバージョンリリースは2015年7月だから、登場して早5年が経つ。人によっては「設定」の「個人用設定/スタート」に並ぶ「スタートのタイル表示数を増やす」を有効にするなどして、独自のカスタマイズを施しているかもしれない。
2020年1月14日のWindows 7の延長サポート終了が迫っており、法人ユーザーなら企業からリースされるPCが、Windows 10に置き換わってくる。筆者はWindows 7 / 8 / 8.1と歩んできて、今でこそピン留めの利便性を享受するようになり、タスクバーにアプリをピン留めする習慣は最小限にとどめているが、当初はデスクトップとWindows 10のスタートメニューのアンバランスさに戸惑いを覚えた。
そこで今回は、Windows 7からWindows 10に移行したばかりの方向けに、スタートメニューをWindows 7風にするTipsを紹介したい。
プログラムメニューのように階層化はされないものの、シンプルなスタートメニューが好みの方は、この設定をお試しいただきたい。なお、「スタートメニューにアプリの一覧を表示する」がオフの場合は、「ピン留めしたタイル」「アプリの一覧」を切り替えるアイコンが有効になるため、真っ黒(真っ白)なスタートメニューが現れる。
もちろん切り替えれば済む話だが、スタートメニューの表示既定は「ピン留めしたタイル」のため、同項目をオフにしなければならない。
阿久津良和(Cactus)