iPhoneの壁紙は、「集中モード」とリンクさせることができます。集中モードは、目的に合わせて表示させる通知やホーム画面を使い分けられる機能です。仕事中、読書中など、自分自身のスイッチ切り替えに壁紙を連動させてみましょう。

iPhoneの「集中モード」とは?

iPhoneの通知でつい仕事の手が止まったり、何度もSNSを開いてしまったり…という経験は多くの人がお持ちだと思います。そんな煩わしさを低減する目的で搭載されたのが「集中モード」です。

集中モードには、「おやすみモード」「仕事モード」「睡眠モード」など複数のモードが用意されており、指定したアプリの通知を止めたり、必要なアプリだけの専用ホーム画面を作るなど、余計なものに煩わされない環境を作ることができます。各モードの中身はカスタマイズができ、独自のモードを作ることも可能です。

  • 集中モードは、特定のアプリの通知を止めたり、必要なアプリだけ並べた専用ホーム画面を作るなど、目的に合わせてiPhoneの環境をカスタマイズできる機能です

集中モードの詳しい機能とカスタマイズ方法については、次回以降にご紹介する予定です。

集中モードを使う場合、通常は「コントロールセンター」から使用したいモードを選択します。

  • コントロールセンターを開き、[集中モード]の文字をタップ。メニューから使いたいモードをタップします。または、集中モードのアイコンをタップして開始することもできます

この集中モードを、”壁紙を使って切り替える”というのが今回ご紹介する機能です。

壁紙と集中モードをリンク

集中モードはそれぞれ特定の壁紙とリンクさせることができます。つまり、壁紙を切り替えると自動的にその集中モードになる、という格好です。

まず、壁紙に集中モードをリンクさせます。ここでは「アストロノミー」壁紙に「おやすみモード」をリンクさせます。

  • ロック画面を長押し。壁紙が小さくなったらスワイプして「アストロノミー」壁紙を表示させ、[集中モード]をタップします

  • 集中モードのメニューが表示されたら、「おやすみモード」を選択します。[×]をタップすればリンク完了です。元の壁紙に戻しておきましょう

これで準備ができました。では、壁紙を切り替えてみます。

  • 通常のロック画面を長押し。壁紙が小さくなったらスワイプして、「アストロノミー」壁紙をタップします

  • 壁紙が変更されました。コントロールセンターを開くと「おやすみモード」になっていることがわかります。同じ手順で壁紙を元に戻せば「おやすみモード」が解除されます