後で確認したいWebページや大事な情報のメモがわりに、スクリーンショット(画面キャプチャ)を利用している方は多いのではないでしょうか。スクリーンショットとは、今表示されている画面をそのまま画像として保存すること。iOS 11ではスクリーンショットに大きな機能追加が行われ、書き込みをしたり、そのままSNSやメッセージへ投稿することが可能になりました。定番機能の活用の場が広がりそうです。

スクリーンショットの使い方

スクリーンショットを撮る方法は、これまでと同じくホームボタンとスリープボタン(電源ボタン)の同時押し。従来は撮ったスクリーンショットがそのまま「写真」アプリに保存されていましたが、iOS 11では撮った直後に縮小版が左下へ表示されるようになりました。現在のところ、これを表示させなくする設定は用意されていないようです。しばらくは上手く付き合いましょう。

ホームボタンとスリープボタンを同時押し

画面左下に、撮った画面が小さく表示されています

縮小画面の表示を消したい場合

縮小画面がジャマだからすぐに消したい、という場合は、これを左にフリックすればOKです。

表示された縮小画面を左へ払うようにフリック。すぐに画面から消えます

フリックした画像は自動的に「写真」に保存されます

続けてキャプチャしたい場合

スクリーンショットを続けて撮りたい場合でも大丈夫。縮小画面が表示されている状態で連続しても、ジャマな画面は写りこみません。

縮小画面が出ている状態でスクリーンショットを撮っても、縮小画面は写りこみません。続けて撮っても大丈夫

画面に書き込みができる!

表示された縮小画面をタップすると、表示されるのは編集画面。スクリーンショットを切り抜いたり、書き込みを加えることが可能です。

左下に出た縮小画面をタップ→編集画面が表示されます

上部の画面は、二本指で拡大・縮小、移動が可能。青い枠線を動かすと画面の切り抜きができます

下の部分は書き込み&消しゴムツール。指で画面に直接書き込むことが可能です。書き込みの色も選択できます

こんな感じに書き込みや切り抜きができます

そのまま送信できる!

スクリーンショットをLINEで送ったり、Twitterなどに投稿したい時は、編集画面から行うのが便利です。縮小画面をタップしたら左下のシェアボタンで送信先を選択。そのまま送信することが可能です。

シェアボタンをタップ→送信したいアプリを選択

(LINEの場合)送りたい相手を選択して「送信」をタップ

(Twitterの場合)投稿コメントを書き込んで「ツイート」をタップ

メールやメッセージなどにも同様に手軽に送信することが可能です。

「写真」に保存、または削除

作業が終わったら「完了」をタップ。スクリーンショットを「写真」に保存するか、そのまま削除するかを選べます。

「完了」をタップ→保存するか、削除するかを選択

一度送ってしまえばもう必要ないという場合は、削除を選択するとiPhoneの保存容量の節約になります。