Googleは10月1日、ベルトコンベアーでキーが流れてくる自作キーボード「Gboard くるくるバージョン」を発表した。製品としての発売予定はないが、実際に製作できる設計図をオープンソースとしてGitHubで公開している。

  • Google、キーがベルトコンベアーで流れてくる「Gboard くるくるバージョン」。キーボードはもう“立ち止まらない”

    Google、キーがベルトコンベアーで流れてくる「Gboard くるくるバージョン」。キーボードはもう“立ち止まらない”

Googleによれば、これまでのキーボードには大きな問題があったという。それは「立ち止まっていること」だ。一般的なキーボードでは、人間が入力したい文字を探し、そこまで指を動かさなければならない。そこでGboardチームは発想を逆転。人間がキーを探すのではなく、キーの方から人間のところまでやってくるキーボードを開発した。

Gboard くるくるバージョンでは29個のキーを配置したベルトコンベアーが回転。目当ての文字が手元に流れてきたタイミングでキーを押すことで入力できる。開発手法にも抜かりはなく、Googleによれば「ウォーターフォールをベースにPDCAのみならず、すべての文字を回しています」とのことで、文字通りキーを回し続けた結果、今回のキーボードが完成したようだ。

大文字と小文字をそれぞれ直接入力できるほか、片手だけですべての文字を入力可能。空いた手でお茶を飲んだり、マウスを操作したりしながら入力できるという。将来的にはカラーバリエーションの追加、高速モード、多くの文字種を搭載できるロングバージョン、携帯性を重視したショートバージョンなども検討しているとのこと。

Gboardチームではこれまでも、キーを横一列に並べた「Gboard 棒バージョン」や、キーキャップをひねって入力する「Gboard ダイヤルバージョン」などを開発してきた。ちなみに発表日は10月1日。これは一般的なキーボードの一種「101キーボード」の101にちなんだものだという。