今回は、ドライブレコーダー(ドラレコ)の売れ筋を取材するため、カー用品を豊富に取りそろえているスーパーオートバックス・環七王子神谷を訪ねました。
同店でも、ドラレコは定番の人気ジャンルになっているそうです。店長代行の松永裕介氏は「クルマ関連でもしものことを考えたとき、一番最初に思い浮かばれる製品になっているところがありますね。クルマの前方と後方が記録できる前後タイプを中心に需要が伸びていると感じています」といいます。
交通事故やあおり運転、あるいは駐車時の不穏な動きなど、さまざまなトラブルの対策になりうるのがドラレコの頼もしいところです。では、どんな製品が人気を得ているのか。下記の「ドラレコ選び、基本の3カ条」を踏まえて、ランキング順に追っていきましょう。
<ドラレコ選び、基本の3カ条>
- まずは、カメラがカバーするエリアで大別したい。後方カメラが付けられない車種もあるので、事前に確認を。
- 予算の目安は低価格帯で2万円くらいから。高性能モデルも視野に入れるなら、5万~6万円あると選択肢が十分に広がる。
- 実物やモックでは、厚みを含めた大きさを確認したい。あとは映像の色合いも違いが出やすいので要比較。
※本文と写真で掲載している価格は、2026年9月14日16:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位:夜間も強い前後タイプの入門機「SUPER NIGHT SN-TW7580d」
一番人気に挙げられたのは、ユピテルの前後2カメラモデル「SUPER NIGHT SN-TW7580d」でした。前後カメラともに、暗がりやスモークガラスの撮影に強いソニー製のSTARVISを搭載。駐車記録オプション機能も備えます。同梱のSDカードは16GBで、取材時の価格は24,800円でした。
「夜間に強い前後タイプで、SDカードの定期的なフォーマットも不要ということで、入門機的な存在になっていますね。安価ながら、ドラレコに求められる機能はひと通り備えていますから」
第2位:4K撮影対応の前後タイプ「Y-4K-02」
2位も、ユピテルの前後2カメラモデルになります。「Y-4K-02」で、取材時の価格は35,800円でした。フロントカメラは4K撮影が可能で、4K画質に対応したSTARVISも搭載しています。駐車監視機能を備えるほか、別売の検知センサーを組み合わせることも可能。同梱のSDカードは32GBです。
「最近増えている4K画質のモデルですね。解像度の高さがものを言うケースもありますから、そこを重視する方によく選ばれています。駐車時の機能も優れているので、そこに不安を感じている方にも人気ですね」
第3位:フロント4Kで64GBカードが付属する「ZDR-750D」
3位は、コムテックの前後2カメラ「ZDR-750D」です。フロントカメラは4K画質に対応し、STARVISにも対応します。オプションで駐車管理機能も使える仕様で、同梱するSDカードの容量は64GB。取材時の価格は34,800円でした。
「Y-4K-02のライバル的な製品ですね。SDカードの容量が大きいうえ、前後カメラがコンパクトなところも評価されています」
第4位:前後左右車内が撮れる3カメ構成の「marumie Y-3300」
4位は再びユピテル製品です。「marumie Y-3300」で、取材時の価格は52,800円でした。
リアカメラに後方側だけでなく、車内と左右側面をカバーする第3のカメラを組み込んでおり、フロントカメラとも組み合わせて広域が記録できるのが特徴です。同梱のSDカードの容量は64GBで、暗部撮影に強いSTARVIS 2を搭載し、駐車監視機能も標準搭載しています。
「(2026年4月からの道交法改正により)最近は自転車にまつわる側面のトラブルを気にされる方が増えました。そこで、側面までカバーできるこのモデルの需要が伸びているのかなと思います」
第5位:後方カメラなしでも、できるだけ広域をカバー「marumie Q-50AI」
5位も、ユピテルの「marumie」シリーズですが、こちらの「Q-50AI」は1カメラで360度撮影する仕様になっています。接近検知センサーと人検知AIを備え、駐車記録も標準で対応します。同梱のSDカードの容量は32GB。取材時の価格は43,800円でした。
「車種によっては後方カメラが設置できないケースもありますが、このモデルなら1カメラで後方から左右側面まで記録できます。360度カメラも増えていますが、他の機能の充実度もあってよく選ばれています」
はみ出し情報・・・電子ミラータイプもコンパクトモデルが人気
ベスト5には入らなかったものの、電子ミラータイプのドラレコも人気があります。「後部座先が人や荷物で混み合っていても後方の状況がはっきり見えるので、その利点から導入する方もいらっしゃいます」とのこと。
電子ミラータイプで人気モデルに挙げられたのは、コムテックの「ZDR-880M」でした。ミラーサイズは10.66インチで、広角かつ暗部に強いCMOSセンサーを採用しています。64GB SDカードを同梱し、取材時の価格は49,800円でした。
「既存のミラーにかぶせて固定しますが、こちらは電子ミラーのなかでもコンパクトで、サンバイザーを降ろしても干渉しにくいと評判です。夜や暗部でも強いのも好評ですね」







