車内の充電ケーブル、気づけば散乱していませんか。筆者の車はまさにその状態で、使いたいときには先端が足元に落ちていることがしばしば。「また下に落ちてる……」と拾い上げるのが、地味に面倒なんですよね。そんなケーブルの置き場所を作ろうと買ったのが、ダイソーの「車内用ミニホルダー(粘着)」です。形の違うフックが2種類、2個ずつの合計4個入りで110円。

  • ダイソーの「車内用ミニホルダー(粘着)」。110円で4個入りです

    ダイソーの「車内用ミニホルダー(粘着)」。110円で4個入りです

  • 商品名:車内用ミニホルダー(粘着)
  • 販売元:ダイソー
  • 価格:110円
  • 内容量:4個入(ミニフック2個、充電ケーブルフック2個)
  • 材質:本体=スチロール樹脂
  • サイズ:充電ケーブルフック=幅16×奥行き14×高さ34mm、ミニフック=幅13×奥行き14×高さ34mm
  • 耐荷重:100g

4個入りだけど、ケーブル用は2個

パッケージを開けると、先端が上向きに反った「ミニフック」が2個と、コの字型に切り欠きの入った「充電ケーブルフック」が2個。1個あたり27.5円とおトク感がありますが、同じものが4個入っているわけではない点は要チェック! 充電ケーブルを何本もまとめたい人には、実質2個入りということになります。4個入りという文字だけ見てレジに向かった筆者は、家で開封してから「あ、そういうことね」となりました。

  • 左が充電ケーブルフック、右がミニフック

    左が充電ケーブルフック、右がミニフック

  • 裏面には最初から粘着テープが貼られています

    裏面には最初から粘着テープが貼られています

ケーブルを掛けて、先端の置き場所を確保

充電ケーブルフックの素材は硬質のスチロール樹脂で、指先に乗るサイズ。中央の切り欠きにケーブルを通し、コネクター部分を引っ掛けて保持する仕組み。USB Type-Cケーブルを掛けてみると走行中の振動では抜けず、足元を探す動作がまるごと消えました。乗り込んで手を伸ばせばそこにケーブルの先端がある、というだけで、やっぱり断然ラクです。

  • 充電ケーブルフックにUSB Type-Cケーブルを掛けたところ

    充電ケーブルフックにUSB Type-Cケーブルを掛けたところ

ただし、プラグの持ち手部分が太いケーブルは、フックにうまく収まらず、掛けられませんでした。ケーブルなら何でも使えるわけではないので、貼り付ける前に手持ちのケーブルが収まるか確認しておくのがおすすめです。

接着が安定するまで約24時間、すぐには使えない?

取り付けは、本体裏面の粘着テープで貼るだけ。まず取り付け面の汚れやホコリ、油分を中性洗剤やウェットティッシュで拭き取り、しっかり乾かしてから貼り付けます。

  • 取り付け面を拭き、しっかり乾かしてから貼り付けました

    取り付け面を拭き、しっかり乾かしてから貼り付けました

なお、接着力が安定するまでには約24時間かかり、貼った直後は負荷や衝撃を与えないよう案内されています。筆者は貼ってすぐに充電ケーブルを掛けてしまいましたが、約2週間使った今もフックは剥がれずにしっかり付いています。注意書きを読んだのは、掛けたあとでした。ただし、これは今回の取り付け環境とケーブルでの結果。貼り付け面や掛けるものによっても変わるので、案内どおり約24時間待ってから使うのがよさそうです。

位置決めは一発勝負、貼り直しはNG

ちなみに、貼り直しはNG。剥がして付け直すと接着力が低下するため、公式にも貼り直さないよう記載されています。110円の小物とはいえ、「とりあえず貼って、使いにくければ移動しよう」という気軽さはありません。小さなフックですが、位置決めは意外と大事です。

筆者は最初ダッシュボードの下部に貼ったのですが、乗り降りする際に膝が当たることに気づきました。剥がして貼り直したものの、その個体は粘着力が目に見えて低下しました。はくり紙を剥がす前に本体を当てがい、ケーブルを掛けた状態を想定して、手が届くか、シフト操作などの邪魔にならないかを確認しておきたいところ。フック単体では邪魔にならなくても、ケーブルを掛けたらどうなるかまで考えておきましょう。

耐荷重は100g

ミニフックのほうは、マスクや袋を掛けるためのもの。ただし耐荷重は100gで、車内の荷物を何でも吊るせるわけではありません。特に気を付けたいのが袋です。「袋を掛けられるなら買い物袋の置き場所にしよう」と考えたくなりますが、中身を入れればそのぶん重くなります。筆者は小さめのレジ袋を掛けて軽いゴミ入れにしていますが、重くなる前にこまめに捨てる、が前提の使い方ですね。

  • ミニフックに小さめのレジ袋を掛けて軽いゴミ入れに。中身が増える前に捨てるのが前提です

    ミニフックに小さめのレジ袋を掛けて軽いゴミ入れに。中身が増える前に捨てるのが前提です

シボ加工の面でも、意外と付いた

粘着テープが得意なのは平らでツルッとした面。一般にはシボ加工が深い樹脂パネルやレザー調のシワ、カーブのきつい曲面は苦手とされます。筆者の車ではシボ加工の面にケーブル用のフックを貼り付けたのですが、今のところ問題なく使えています。とはいえ内装の素材や加工は車種によってさまざま。カーブのきつい面など、明らかに接着面積が稼げない場所は避けたほうが無難です。

  • シボ加工の面に貼り付けたケーブル用フック。今のところ問題なく使えています

    シボ加工の面に貼り付けたケーブル用フック。今のところ問題なく使えています

まとめ:110円ぶんの仕事はきっちりする

車内のケーブル整理のために購入した「車内用ミニホルダー(粘着)」。充電ケーブル用と小物用が2個ずつ入り、110円で置き場所を増やせるのは魅力です。

一方で「接着が安定するまで約24時間」「貼り直しはNG」「耐荷重100g」という制約があります。貼る作業は簡単でも、使う場所をあとから気軽に変更できない点は、購入前に押さえておきたいところです。

買ってきたらまず、何を掛けたいかと取り付け場所を決めて、貼ったあとは約24時間待ってから使う。用途を「ケーブルを留める」に割り切れるなら、110円ぶんの仕事はきっちりしてくれますよ。