NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社は9月16日、各社が保有・構築する5Gのミリ波の利用エリア拡大に向けた共同検討を実施することで合意し、覚書を締結したと発表した。

  • NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルの4社は、5Gミリ波の利用エリア拡大に向けた共同検討で合意した

    NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルの4社は、5Gミリ波の利用エリア拡大に向けた共同検討で合意した

ミリ波は高速・大容量通信を実現する一方、電波の直進性が高く遮蔽物の影響を受けやすいという特性を持つ。そのため通信エリアを広げるには多数のミリ波基地局などが必要となり、その構築を早期に実現することは通信事業者共通の課題となっている。

今回の共同検討は、各社がミリ波のエリア展開を自ら進めることを前提としつつ、通信事業者の垣根を超えてより多くの利用者にミリ波による快適な通信を提供することを目指すものだ。

具体的には、通信事業者間で5Gミリ波基地局の利用エリア拡大の実現可能性、および実現時の効率的な運用の仕組みを検討・評価する。5Gミリ波基地局や中継器などに関する技術・方式を対象に検討を進め、各社がそれぞれ積極的に展開するミリ波関連設備を有効活用できる方策を探る。

4社は今後もミリ波の利用環境拡大などを通じ、より多くの利用者へ快適な通信を提供することで、日本全体のデジタルインフラの発展に取り組むとしている。なお、ミリ波は28GHz帯の周波数帯域を指す。