iPhoneを充電していたら、ロック画面に「○○%充電済み・低速充電」と表示されたのですね? 充電中に「設定」→「バッテリー」画面をチェックしたときにも現れることがあるこのメッセージ、確かに気になるところです。
この「低速充電」は、ワット数がより高い充電器を使うことで充電を改善できる可能性がある場合に表示されます。必ずしも充電器やケーブルに問題があるわけではなく、充電速度に伸びしろがあるとき現れるメッセージ、と解釈すべきでしょう。
具体的には、低出力な充電器(めやすとして7.5W以下)や10W未満のワイヤレスチャージャーで充電しているときに、低速充電と表示されることがあります。空港など公共空間に設置されているUSB充電端子は、仕様が古いことがあるため、このメッセージを見かけることがあるかもしれません。
近ごろの充電器はUSB PD(USB Power Delivery)規格に準拠した製品が多く、USB PDの最低出力は15W(5V/3A)ですから、USB PD充電器を使用中にこのメッセージが現れた場合は、断線などケーブルの問題、端子の汚れ・ホコリの付着などが原因の接触不良を疑うべきでしょう。
なお、iPhone 15シリーズ以降のモデルをUSBケーブルで充電するときには、20W以上、できれば30W以上のUSB PD充電器を利用しましょう。30分で最大50%という速度で高速充電できるため、バッテリー残量不足に気付いてからすぐにiPhoneを外へ持ち出せるようになります。短時間で効率よく充電できると、朝の慌ただしい時間に余裕が生まれますよ。
