AI/Apple Intelligenceとの統合が進むSiriですが、技術の出発点は音声アシスタント。「ヘイ、Siri」という掛け声(ウェイクワード)で呼び出し、希望の動作を口頭で指示するスタイルです。サイドボタンを長押しする、命令を文字入力するといった呼び出し方もありますが、手軽さでいっても「ヘイ、Siri」が基本です。
しかし、「ヘイ、Siri」にはなんとなく気恥ずかしさが。この方法でSiriを呼び出せるようになってから10年以上経過していますが、まだ慣れない、できれば口にしたくない、という声もよく耳にします。
「ヘイ、Siri」と言わずにSiriへ口頭へ命令できるかというご質問ですが、「ボーカルショートカット」を使うという解決策があります。ボーカルショートカットとは、自分が発した声/言葉と処理の組み合わせをあらかじめ登録しておき、声/言葉をiPhone内蔵マイクが検知したときに処理を実行する、という機能です。
ボーカルショートカットは、「設定」→「アクセシビリティ」→「ボーカルショートカット」の順に画面を開き、「アクションを追加」ボタンをタップすると登録できます。声/言葉にひも付ける機能は1つで、候補に表示されたシステムコマンド(スクリーンショットなどの定型処理)から選択する形式です。ショートカット(ショートカットアプリに登録した自動処理プログラム)も選択できるため、工夫次第ではSiri以上に複雑な処理を口頭で指示することが可能になります。
ボーカルショートカットには複数の声/言葉を登録でき、しかも「よいしょ」や「ほいさっさ」などといった意味のない言葉も使用できますし、英語など外国語でもかまいません。ボーカルショートカットを有効にしているときは、つねにマイクがオンの状態になるため、バッテリー消費量はやや増えますが、料理やドライブといった手を離せないときにはかなり便利に使えますよ。
