Robloxは4月17日、ゲーム開発ツール「Roblox Studio」および「Roblox Assistant」にエージェント型の新機能を追加したと発表した。
同社によると、2026年3月6日~4月7日の集計期間において、トップクリエイター上位1,000人のうち44%がRoblox AssistantまたはMCP経由のサードパーティ製AIツールをゲームの企画・制作・テストに活用していることが確認されており、今回の強化はこうした実態を踏まえたものだ。
計画フェーズでは「プランニングモード」が改善された。従来のAIツールは1回のプロンプトで出力を生成する方式が主流だったが、改良後のAssistantはクリエイターと対話を重ねながらゲームのコードやデータモデルを分析し、必要に応じて確認・質問を行い、複雑な指示を詳細かつ編集可能なアクションプランへ変換する多段階の共同開発パートナーとして機能する。
ビルドフェーズでは、新しいメッシュ生成機能によってテクスチャ付き3Dメッシュをゲーム世界に素早く追加できる。また近く、テキストや画像のプロンプトから属性をカスタマイズできるプロシージャルモデルの生成機能も導入予定で、本棚の棚数やテーブルを囲む椅子の数といったパラメーターを動的に調整可能な編集性の高い構成要素を作成できるようになる。
テストフェーズでは、Assistantに新たなプレイテスト用エージェント(ベータ版)が加わった。当初の開発計画に基づいてコードやデータモデルを解析し、ログを読み取りながら、プレイヤーキャラクターを自動化されたQAテスターとして活用してゲームの動作を検証する。これにより、問題の検出から修正案の提示、その結果を次の計画ループへ反映させる自己修正的なサイクルが実現する。
今後の開発計画としては、エージェントの並列実行、複雑なタスク向けの長期クラウドエージェントワークフロー、多様なプレイヤー行動をシミュレートできる高度なNPC、ノードグラフによるAIワークフローの可視化なども進める方針だ。また、Studioに組み込まれたMCPサーバーを通じて、Claude、Cursor、Codexをはじめとするサードパーティ製ツールとのシームレスな連携も提供する。
