レノボは1月6日、米国ラスベガスで開催されている「CES 2026」において、ビジネス向けノートPC「ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition」、クリエイター向けノートPC「Yoga Pro 9i Aura Edition」、ゲーミングノートPCのコンセプトモデル「Legion Pro Rollable Concept」の3機種を発表した。いずれもAI機能の活用を前提としたモデルとなっている。
ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Edition
ThinkPad X1 Carbon Gen 14 Aura Editionは、ビジネス向けフラッグシップモデルとして新たに「Space Frame」設計を採用。これにより、マザーボードの両面にコンポーネントを配置することが可能となり、冷却性能が最大20%向上したとしている。持続的に30Wクラスの性能を発揮でき、高負荷作業にも対応する。
CPUはIntel Core Ultra Series 3を搭載し、Intel Arc GPUを内蔵する。メモリはLPDDR5x 9600MHzに対応し、高速処理を実現した。ディスプレイは14インチで、最大2.8K OLEDパネルを選択可能。新たに視野角110度の1000万画素カメラを搭載し、Immervisionによる歪み補正機能を備える。
筐体には最大75%のリサイクルアルミニウムと90%のリサイクルマグネシウムを使用し、環境配慮も進めた。iFixitから修理容易性スコア9/10を獲得しており、USB-Cポートやバッテリー、キーボードなどの交換が容易な設計となっている。米国での販売開始は2026年第1四半期で、価格は1,999ドルから。
Yoga Pro 9i Aura Edition
Yoga Pro 9i Aura Editionは、クリエイターやビジュアルワーク向けの16型ノート。Intel Core Ultra 9 Series 3プロセッサと最大NVIDIA GeForce RTX 5070 Laptop GPUを搭載する。ディスプレイは3.2K PureSight Pro Tandem OLEDを採用し、最大1600ニットの輝度を実現。Adobe RGB、P3、sRGBの各色域で100%をカバーする。
新機能として「Force Pad」を搭載。これはタッチパッドとして機能するだけでなく、Wacom技術を採用したYoga Pen Gen 2を使用することで描画面としても利用可能。ペン使用時にはタッチパッド入力が自動的に無効化され、誤操作を防ぐという。
冷却システムは完全に再設計され、6スピーカーのDolby Atmosシステムを搭載。Thunderbolt 4ポートとフルスピードUSB-A(10Gbps)ポートにより、高速データ転送が可能となっている。米国での販売開始は2026年第2四半期で、価格は1,899.99ドルから。
Legion Pro Rollable Concept
Legion Pro Rollable Conceptは、eスポーツアスリート向けに開発された巻き取り式ディスプレイを搭載するゲーミングノートPCのコンセプトモデル。ディスプレイは16インチから21.5インチ、24インチへと段階的に拡張可能で、トレーニングの用途に応じて画面サイズを変更できる。
ディスプレイはLenovo PureSight OLED Gamingパネルを採用し、デュアルモーター式テンションシステムにより、振動やノイズを最小限に抑えながら滑らかな展開・収縮を実現する。低摩擦素材により、OLEDパネルを摩耗から保護する設計となっている。
設計のベースにはLegion Pro 7iを用いており、Intel Core Ultra最上位プロセッサとNVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPUを搭載。Lenovo AI Engine+により、リアルタイムでシナリオを検出し、パフォーマンスを最適化する機能を備える。なお、この製品はコンセプトモデルのため、発売時期や価格は未定。







