VAIOは11月25日、代表取締役および執行役員社長を交代する人事を発表した。2025年12月1日付で、現在取締役執行役員常務の糸岡健氏が代表取締役執行役員社長に就任し、山野正樹社長は退任する。

  • VAIOの新社長に糸岡健氏が就任する

    VAIOの新社長に糸岡健氏が就任する

新社長の糸岡氏は、1992年にソニーへ入社した、VAIO事業部門立ち上げ期(1996年)からのメンバー。SCM・経営企画担当を経て、2000年から4年間、欧州VAIOビジネス立ち上げのためベルギーに赴任。帰任後はサービスマネジメント、経営企画マネジメント、設計プロジェクトマネージャーを歴任した。

2014年のVAIO独立に際しては設立に参画し、執行役員CFO兼コーポレート部門長、EMS事業本部長を担当。2019年9月より取締役執行役員常務オペレーション本部長として、調達・製造・製造技術・品質・サービス・SCMの責任者を務めた。2024年6月からは取締役 執行役員常務 社長室長・品質保証担当を担当していた。

VAIOは新体制で「第三章」へ

退任する山野氏は、社長就任後、法人営業強化、法人向け「VAIO Pro BK・BM」や個人向け「VAIO F14・F16」の導入による製品ラインアップの拡大、「商品理念」の制定など数々の施策を実行。約4年半の在任期間にわたり、法人市場を中心にVAIOの大幅な成長を牽引した。

VAIOは、ソニー時代を「第一章」、ソニーから独立後の11年間を「第二章」と位置づけている。2025年、VAIOはノジマグループに加わり、これを「第三章」と捉え、糸岡氏をトップとする新体制のもと、さらなる成長を目指す。

同社は「(糸岡新社長は)VAIO創業期からの経験を持つ社長として、山野から持続的成長基盤を引き継ぎ、VAIOの原点である『ものづくり』を礎に、創造力と技術力で挑戦を続け、さらなる事業拡大と成長を加速させ、日本の製造業を再び輝かせてまいります」とコメントしている。