マウスコンピューターは6月5日、クリエイター向けPC「DAIV」の新製品として、DAIV初のミニタワー型として新開発した筐体を採用した「DAIV KMシリーズ」を発表した。BTOカスタマイズに対応し価格は税込209,800円から。Core Ultra 7 265とGeForce RTX 5070 Tiを搭載する最上位モデル「DAIV KM-I7G7T」で税込419,800円。

  • クリエイター向け「DAIV」デスクトップにコンパクトな「DAIV KMシリーズ」が新登場

    クリエイター向け「DAIV」デスクトップにコンパクトな「DAIV KMシリーズ」が新登場

クリエイター向けのハイエンド構成が可能なDAIVのデスクトップPCでは、これまでフルタワー型が主力であったが、今回、「DAIV KMシリーズ」として、よりコンパクトで扱いやすいミニタワー型を新開発した。上位モデルではNVIDIA Studio認定PCとしても展開する。

様々な場所・場面で快適に使用できるDAIVが欲しいというクリエイターからの要望に応えるかたちで製品化したといい、フルタワーのデザイン・設計思想を引き継ぎながら、効率的なエアフロー設計を施すなどして、フルタワー比で体積を約33％縮小することに成功している。ほか、グラフィックスカードの脱落を防止するサポートバーや、本体上部に集中させたインタフェース類はホコリ侵入防止のスライドカバーを備えるなど、既存DAIVの良い面を多く引き継いでいる。

  • フルタワー型とくらべ約33％の体積縮小。取り回しの自由度が増した

  • エアフローのイメージ。天面に240mmラジエーターを配置。電源がフロントに移動し、底面からの吸気をスムーズにしている

  • インタフェースカバーや吸気フィルターなど、従来モデルで使い勝手の良いところはしっかり継承

ラインナップは、KMシリーズとして複数のモデルを用意し、最エントリークラスの「DAIV KM-I5G5A」はCore Ultra 5 225とGeForce RTX 3050搭載で税込209,800円から。上位モデルはNVIDIA Studio認定PCで、一例として、最上位モデルの「DAIV KM-I7G7T」の標準スペックは以下の通り。

モデル：DAIV KM-I7G7T(NVIDIA Studio 認定PC)
OS：Windows 11 Home 64ビット
CPU：Intel Core Ultra 7 265
CPUクーラー：水冷CPUクーラー (240mmラジエーター)
GPU：NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti
メモリ：32GB DDR5-5600 (16GB×2)
ストレージ：M.2 SSD 2TB (NVMe Gen4×4)
無線：Wi-Fi 6E(最大2.4Gbps)対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠＋Bluetooth 5内蔵
保証：3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
価格：税込419,800円

  • 現在のラインナップ一覧。それぞれBTOカスタマイズにも対応

本体サイズはKMシリーズ共通で約W215×D465×H380mm、突起物込みで約W215×D480×H381。本体重量はモデルにより約10.2kg～約11.7kg。