米Appleは3月25日(現地時間)、年次開発者カンファレンス「WWDC(Worldwide Developers Conference)25」を、6月9日から13日までの日程で開催すると発表した。

昨年に引き続き、オンライン形式での開催となる。開発者および学生は、Apple DeveloperアプリApple DeveloperウェブサイトApple Developer YouTubeチャンネルを通じて、WWDC25全体に無料で参加可能である。ビデオセッションのほか、オンラインラボでAppleのエンジニアやデザイナーとつながる機会が用意される。

また、アプリ開発者や学生をApple Parkに招待し、基調講演およびPlatforms State of the Unionのパブリックビューイングを行い、Appleの技術者との交流の場を設ける特別イベントも実施される。このイベントへの参加申し込みはWWDCの特設ページで受け付けており、応募締め切りは太平洋時間(PT)4月2日午後11時59分(日本時間4月3日午後3時59分)となっている。

WWDCでは、初日の基調講演においてiOSやmacOSなど各種OSの次期バージョンが発表され、講演終了後には開発者向けのプレビュー版が提供されるのが通例である。開発者だけではなくApple製品ユーザーにとっても、Appleのプラットフォームの今後を知る機会となる。日程発表時点では詳細なスケジュールは未公開だが、唯一、現地時間の6月9日午前10時(日本時間:6月10日午前2時)からApple ParkにてWWDC25キックオフイベントを行うことが公表されており、それが基調講演のパブリックビューイングになると見られている。