クラシック音楽に特化したアップルの音楽配信サービス「Apple Music Classical」の日本上陸1周年を記念し、Apple 表参道で特別なToday at Appleセッション「スポットライト:辻井伸行と探る、クラシック音楽とApple Music Classicalの魅力」が開かれました。演奏を披露したピアニストの辻井伸行さんは「Apple Music Classicalは曲名だけでなく、楽曲や作曲家、アーティスト名でも検索できるのが便利。空間オーディオに対応したAirPodsなら、コンサートホールで生の演奏を聴いているかのような臨場感も味わえます」と語り、クラシック音楽と最新テクノロジーの相性のよさを高く評価していました。

  • Apple 表参道で開かれたToday at Appleセッション「スポットライト:辻井伸行と探る、クラシック音楽とApple Music Classicalの魅力」で生演奏を披露したピアニストの辻井伸行さん

今回のToday at Appleセッションは、クリエイティブを学ぶ場というふだんのセッションとは趣を変え、国内外で活躍するピアニストの辻井伸行さんがクラシック楽曲のライブ演奏を披露する場として開かれました。

  • 会場には、Z世代と思われる若い人も多く集まった

多くの観客で満員になったApple 表参道の特設ステージに登場した辻井さんは、まず自身のアルバム「べートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第29番《ハンマークラヴィーア》、遥かなる恋人に」から、第1楽章のAllegroを披露しました。

  • 日ごろiPhoneなどのアップル製品を買い求める人で賑わうApple 表参道が、ピアノの美しい調べで満たされた

演奏後、辻井さんは「この作品を初めて演奏した時はまだ20歳だったので、理解できていない部分がありました。しかし、15年経って30代になり、改めてこの作品を英語から読み直して理解したことで、作品のよさを少しずつ表現できるようになったんじゃないかと思います」と振り返りました。

自身もiPhoneユーザーだという辻井さん、VoiceOverなどの機能を使ってApple Music Classicalを楽しんでいるそう。「曲名だけでなく、楽曲や作曲家、アーティスト名で検索するとすぐにいろいろな楽曲が出てくるのが便利だと思っています」

空間オーディオ対応の楽曲をAirPodsで聴いた時の印象はコンサートホールと比べてどうですか、と問われた辻井さんは「本当にコンサートホールで生の演奏を聴いているかのような臨場感がありますね。ノイズキャンセリングもあるので、音楽に集中したい時にはすごくいいと思います」と評価しました。

  • 「クラシック音楽を楽しむには、やはり生のコンサートに足を運んでもらうのが一番」と語る辻井さんだが、AirPodsと空間オーディオによる表現力の高さも評価していた

Apple Music Classicalは、500万ものクラシック楽曲を擁する本格的な内容ながら、クラシック音楽に最適化した多角的な検索機能も備えており、作曲家や作品名のみならず、作品番号、作品の通称、指揮者、アーティストなど、さまざまなキーワードをもとに楽曲が探し出せるのが特徴。クラシック音楽に造詣の深いエディターが選んだおすすめのプレイリストも表示され、自分好みの楽曲に出会える可能性が高まる工夫も凝らされています。

Apple Musicを契約していれば追加料金なしで手持ちのiPhoneで手軽に楽しめるので、Apple Music Classicalのアプリをダウンロードして楽しんでみてください。