Dynabookは2月12日、ホームユース利用を想定した16型ノートPC「dynabook C」シリーズを発表した。12月14日から順次販売を開始し、価格はオープン。
店頭予想価格は、最上位のC7/Yが220,000円前後、C6/Yが190,000円台後半、ベースモデルのC5/Yが160,000円前後の見込み。なお、C7・C6は新筐体を採用した16型モデルだが、C5は旧モデルの筐体を引き継いだ15.6型モデルとなる。
dynabook Cシリーズのラインナップは、Core i7-1355Uプロセッサを搭載したC7、Core i5-1334Uプロセッサを搭載したC6、Core i3-1305Uプロセッサを搭載したC5の3モデル。ここでは本体デザインを刷新したC7、C6を紹介する。主な特徴は下記の通り。
- 16:10アスペクト比の16.0インチWUXGAノングレア液晶
- 筐体デザインを刷新。キーボードまで統一感のある3色のカラバリ
- キーボードは2.0mmキーストロークで抗菌仕様。Copilotキーを実装
- ユーザー自身でバッテリー着脱が可能なセルフ交換バッテリー
- Thunderbolt4 (USB4 Type-C) (PD対応)コネクタ搭載
- Microsoft Office Home & Business 2024搭載
デザインは同時発表された「dynabook T」シリーズと同じく、完全新色のアッシュゴールド、アッシュシルバー、アッシュブルーの3色を導入。キーボードとタッチパッド、液晶周りの狭額縁ベゼルも本体色と同じ色に統一し、一体感あるデザインに仕上げた。なおベゼル下部には金型による凹み加工でdynabookロゴが配置されており、没入感を高める工夫がなされている。
底面には、“CHANGER”シリーズでお馴染みのセルフ交換バッテリー機構を搭載。また、新たにメモリの交換・増設ができる小ドアも用意した。光学ドライブは非搭載。このほかdynabook共通のコンセプトとして、ヒンジ裏は手に馴染む湾曲デザインを採用。Webカメラはシャッター付きで、開く際に指を掛けられる突起が付いている。
プロセッサは第13世代Intel Core Uシリーズを採用し、CPUを一定の高パフォーマンスで動かすdynabook エンパワーテクノロジーにも対応。メモリは3モデルとも16GBを備え、15.6~16型ながら2kgを切る重さに抑えた。主な仕様は下記の通り。
C7/Y | C6/Y | C5/Y | ||
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OS | Windows 11 Home | |||
プロセッサ | Core i7-1355U | Core i5-1334U | Core i3-1305U | |
メモリ | 16GB | |||
ストレージ | 512GB SSD | 256GB SSD | ||
ディスプレイ | 16型ワイド(16:10)WUXGA液晶、1,920×1,200ドット | 15.6型ワイド(16:9)FHD液晶、1,920×1,080ドット | ||
ドライブ | ― | |||
インタフェース | USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×3、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ×1、HDMI出力×1、有線LANポート、microSDカードスロット、マイク/オーディオ端子など | USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2、USB 3.2(Gen2)Type-Cコネクタ×1、HDMI出力×1、有線LANポート、microSDカードスロット、マイク/オーディオ端子など | ||
ワイヤレス接続 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 | |||
生体認証 | なし | |||
本体サイズ | W360.0×D251.5×H19.9~21.9mm | W361.0×D244.0×H19.9mm | ||
重さ | 約1.85kg | 約1.77kg | ||
バッテリー駆動時間(JEITA3.0) | 動画再生時 約5.0時間/アイドル時 約8.0時間 | 動画再生時 約4.0時間/アイドル時 約8.5時間 | ||
Office | Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024 | |||
カラー | アッシュブルー、アッシュゴールド、アッシュシルバー | アッシュブルー | アッシュシルバー |